時を同じくして、『世界に一つだけの花』が9月23日付のオリコン週間シングルランキングで37位に入り、トップ100入りを184週とした。中島みゆき(67才)の『地上の星』(183週)を抜き、ロングセラーランキング1位となった。これは13年8か月ぶりの快挙である。
「そういった報道を耳にし、笹川さんはブログで発信したのかもしれません。笹川さんはなんとしてもパラリンピックを成功させたい思いがあり、そのためにはSMAPの力が必要だと本気で考えています」(前出・テレビ局関係者)
◆“大義名分”もある
さらに、笹川氏の身内には1人のキーマンがいる。息子のAさんだ。
「彼は『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の元スタッフで5人とは旧知の仲。2015年のサポーター就任にも彼の働きかけがあったといわれています。今回もそのAさん経由でなんらかの調整が行われるはずです」(前出・テレビ局関係者)
「新しい地図」の3人はすでにパラサポのスペシャルサポーターなので、あとは中居と木村次第になる。
「中居さんは、2004年から務めてきたTBSの五輪メインキャスターから外れました。その結果、1つの局に縛られることがなくなったのでパラリンピック関連で動きやすい。木村さんはそもそもSMAPの解散を阻止したかった。そこにはSMAPであり続けたいという思いが人一倍あるので、期待できます」(前出・芸能関係者)
パラリンピックの日本代表選手のためという“大義名分”もある。
「選手たちはSMAPと会えることを励みに練習に臨んでいました。解散で悲しい思いをさせてしまったからこそ、このタイミングでの再結成は選手への後押しにもなる。わだかまりはあるかもしれませんが、選手のためにひとつになることはできなくないはずです」(前出・芸能関係者)
もし、SMAP再結成が現実になった場合、五輪イヤーの訪れを告げる大舞台に立つことになるはずだ。
「2020年は五輪・パラリンピック一色の一年になることは間違いなく、その一年を盛り上げるために話題になった『世界に一つだけの花』を紅白歌合戦で歌う企画も持ち上がっているそう。5人がそろえばパラリンピックに向けて最高のスタートとなる。“日本のドン”である笹川さんの動き次第ですが、期間限定での再結成のハードルは高くないはずです」(前出・芸能関係者)
東京パラリンピック開幕は来年8月25日だ。
※女性セブン2019年10月10日号