国内

雅子さまが手料理振る舞う、御所の専用キッチンとノートの存在

得意料理はほろふき大根やラザニアだという(写真は昨年12月、東京・港区。撮影/JMPA)

 令和時代が始まり、5月1日でちょうど1年の節目を迎えた。まさか新型コロナウイルスの感染拡大で国民全体に外出自粛が求められる緊急事態が起きているとは、皇族方にも青天の霹靂。そんな想定外の状況にあって、雅子さまは「いま自分ができること」に取り組まれているという。

◆御所には雅子さま専用のキッチンがある

 雅子さまもすっかりお出ましの機会が減った。そんな窮屈な生活の中で、ある変化が見られるという。

「近頃は、雅子さまがキッチンに立たれ、陛下や愛子さまに手料理を振る舞われることもあるそうです。皇后となられてまだ1年。多忙な日々をお過ごしでしたが、御所ごもり生活のいまは、かえって台所に向かわれるお時間を取れるようになったのかもしれません」(宮内庁関係者)

 普段、天皇ご一家の食事の調理は宮内庁の「大膳課」が担当する。51人の職員からなり、ご一家の日頃の食事や、宮中祭祀にかかわる饗宴や茶会の献立作りと調理、配膳も担当する。

「大膳課は“天皇の体を作る”というほかに代えがたい重要な仕事です。陛下の皇太子時代には、コックと配膳の計10人強がローテーションを組んで東宮御所のキッチンに立ち、食事を作っていた。普段の食事から栄養バランスを熟考し献立を決める、とても緊張感が求められる仕事です」(別の宮内庁関係者)

 そうした環境にあって、雅子さまはどのようなお料理を作られるのだろうか。

「朝昼晩の3食のお料理は大膳課が作りますが、それに付け加えるような形で、簡単な料理を作られることがあると聞いています。

 赤坂御所には大膳課が使う厨房とは別に、雅子さま専用の厨房があるそうです。かつて美智子さまも使われたもので、一般家庭にあるような設備のキッチンです。外出自粛となったいま、雅子さまと愛子さまが親子で並ばれ、お菓子作りなどをされることもあるのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン