娘たちとの根深い断絶を抱える秋篠宮ご夫妻。近頃はご夫妻の間でも、悠仁さまを巡って分裂があるという。
「これまで悠仁さまの子育てや教育は、紀子さまが主導されてきました。ところが、最近は秋篠宮さまが積極的に悠仁さまにかかわられ、周囲からは“紀子さまを遠ざけようとされているのではないか”と見えるほどだそうです。実際に、今年4月に御三方で行かれた九州地方への極秘旅行は秋篠宮さまが主導されていました」(前出・別の宮内庁関係者)
悠仁さまは現在高校2年生で、大学の進路を巡っても、ご夫妻の間には考え方に差異があるようだ。
「紀子さまは、悠仁さまを皇室初の『東大卒の天皇』に導くべく、幼少期から進路を組み立ててこられました。ところが、秋篠宮さまは、必ずしも学歴にこだわる必要はないというお考えだといいます。紀子さまの東大への強いこだわりに、秋篠宮さまがしっくりされていないということなのでしょう」(前出・別の宮内庁関係者)
秋篠宮ご夫妻との関係に佳子さまが苦慮されている一方、眞子さんもニューヨークで辛酸をなめているようだ。
「小室さん夫婦の居住エリアはお世辞にも治安がいいとは言えません。眞子さんは、いまだにホームレスと遭遇すると動揺を隠せないようです。また、当初志望していたという美術にかかわる仕事も安定してできていない。変わらず通院も重ねているようですから“独立”は一筋縄ではいかないというのが実情なのでしょう。ストレスゆえかずいぶん白髪が目立つようにもなりました」(在米ジャーナリスト)
小室さんは正式な弁護士登録からわずか4か月で花形の部署に異動した。しかし、眞子さんには諸手を挙げて喜べない事情があるようだ。
「小室さんの新たな仕事は、国をまたいだ貿易や投資に関する、アメリカ国内の法律規制に対応する部署です。アメリカ政府と企業の橋渡しをするような重要な任務のため、自ずと政府筋に太いパイプができる。『元皇族の夫』『将来の天皇の義兄』という威光を存分に利用した活躍が期待されています」(前出・在米ジャーナリスト)
ところがそれゆえに、小室さんの新部署の同僚のほとんどが、首都で大統領官邸(ホワイトハウス)のあるワシントンD.C.に住んでいる。近い将来、小室さんも居を移す可能性が極めて高い。
「現在、在ニューヨーク日本国総領事館には『小室家担当』が置かれていますが、眞子さんもともに移住するとなると、今度はワシントンに新たな担当をつくる必要がある。これ以上、公的機関のリソースをふたりに割くのは現実的ではないですから、眞子さんはひとりニューヨークに残らざるをえないのではないでしょうか」(前出・在米ジャーナリスト)
ひとりになった眞子さんと、秋篠宮ご一家内で孤立されている佳子さまが極秘で合流を画策するタイミングが、佳子さまの、8月のペルー訪問である。前述のように、眞子さんは2019年にペルーを単独訪問した経験がある。現地では、世界遺産のマチュピチュ遺跡までクスコから列車やバスを乗り継ぎ、リャマを撮影したり、神殿を見て感動したりと楽しんでいた様子だった。
「眞子さんは現在定職に就いていないうえ、ペルーには土地勘がありますから、佳子さまの日程の自由時間にあわせて合流が可能でしょう。また、眞子さんは、大統領府で当時の大統領と1時間半近く歓談をしています。つまりペルー政府とは“顔見知り”といえる。元皇族の眞子さんが根回しをすれば、ペルー側も親身になって協力してくれるでしょう」(皇室ジャーナリスト)
現在、日本からペルーへの直行便はなく、アメリカでのトランジットが一般的だ。ここにも、姉妹再会のタイミングがある。振り返れば、2019年の眞子さんのペルー訪問の際にも、当時フォーダム大学に留学中だった小室さんとの密会がささやかれていた。
「宿泊を含むトランジットは、比較的自由時間が多く“狙い目”です。眞子さんが佳子さまのもとに駆けつけてもなんら不思議はありません。佳子さまはご両親とのねじれた関係を姉に相談されたいに違いありません。別居が問題になったいま、佳子さまは赤坂御用地からの“脱出方法”の指南を本気で眞子さんに求められるかもしれませんね。
眞子さんは、日本に戻るという選択をしたくない一方で、元皇族が国外で過ごすことの歯がゆさを身をもって感じている。もうすぐ小室さんを“捨てる”ことに関しても、妹になら本音を話せるのではないでしょうか。直接会うことの叶わなかった2年間、姉妹の間には積もる話ばかりでしょう。2人の絆は固いのです」(前出・皇室ジャーナリスト)
再会のカウントダウンは始まっている──。
※女性セブン2023年7月27日号