国内

愛子さま、4年ぶりの須崎御用邸での静養は取り止めて“学業の夏”に 「伊勢参り」は卒業のタイミングか

愛子さまのお出ましは常に注目の的(2023年4月、栃木県塩谷郡。写真/JMPA)

愛子さまのお出ましは常に注目の的(2023年4月、栃木県塩谷郡。写真/JMPA)

 世間の子供たちは夏休みに突入した。各地では夏祭りや花火大会など、4年ぶりの開催となる夏のイベントが大賑わいだ。コロナ禍のブランクを埋めるように、行楽地に多くの人が足を運んでいる。だが、密かに取りやめになった“お出かけ”があった。

「天皇ご一家のご静養です。8月上旬に、ご一家は須崎御用邸(静岡県下田市)で静養される方向で調整が進められていましたが、取りやめになりました。観光地などに人出が戻りつつあり、観光のハイシーズンであることを考慮されたのでしょう。ご一家の移動手段が車であっても電車であっても、お出かけになれば混雑を招くことに変わりはなく、コロナの感染者も増加傾向にありますから」(宮内庁関係者)

 こうした社会情勢に加えて、愛子さまのご事情が大きいという。

「どうやら、学業に専念される夏とするようです。愛子さまが通われる学習院大学は8月1日から夏休みに入るため、8月上旬のご静養には影響がないように思われるのですが、
まとまった時間に参考書などの書物を丹念に読み込んだり、関連する一次資料に直接触れられるなど、長期休暇にしかできないことに時間を使われたいというお考えがあるようです」(前出・宮内庁関係者)

 せっかく新型コロナが5類に移行し、人と人との接触のハードルが下がったにもかかわらず、この夏も愛子さまのお姿を見る機会はごく限られそうだ。

学生のうちにしかできないことを

 愛子さまの大学生活は、新型コロナの感染拡大とともにスタートした。入学後はほとんど通学することができず、講義は3年生まで完全にリモートで受けられてきた。キャンパスに足を運べるようになったのは今春、大学4年生になってからのことだった。

「リモートの時期も、愛子さまは、熱心に学問に取り組んでこられたはずです。ただ、教授陣に対面で質問をしたり、ほかの学生と意見を交換したり、また、一緒にどこかへ出かけるような機会にはなかなか恵まれませんでした。それだけに、学生としての残り少ない時間は、学生のうちにしかできないことに使いたいとお考えなのでしょう。ご静養を拒否されるほどの愛子さまの勉強への熱意を、両陛下は尊重されたいというお気持ちに違いありません」(皇室記者)

 大学4年生ならではの事情もある。

「大学で日本文学を学ばれている愛子さまは最終学年を迎えられ、日頃の授業や課題に加え、卒業に向けて卒業論文の準備をされています。長く続いたコロナ禍で思うように学びの機会を得られなかったからこそ、卒論はご自身で納得のいくものに仕上げたいとお考えなのでしょう」(前出・皇室記者)

関連記事

トピックス

吉村洋文・大阪府知事の政策の本質とは(時事通信フォト)
吉村洋文・大阪府知事が「ライドシェア大幅緩和」を主張で「かえって渋滞を深刻化させる」リスク 派手な改革を求めるほどに際立つ「空疎さ」
週刊ポスト
高級寿司店でトラブルが拡散されたA子さん(寿司の写真は本人SNSより)
《高級寿司店と炎上の港区女子に騒動後を直撃》「Xの通知が一生鳴り止まないんじゃないか」大将と和解後の意外な関係
NEWSポストセブン
(左から)湯周り給湯設備メーカー「ノーリツ」の新商品発表会に出席した安めぐみと藤本美貴
【不倫の抑制にも】藤本美貴、安めぐみ「結婚相手は芸人がいい!」 は意外と正論「夫婦セット売りで裏切れない関係に」
NEWSポストセブン
小倉優子
小倉優子、早々の「大学留年宣言」がおいしすぎる理由 「女子大生+ママ」の二刀流は唯一無二、ゆくゆくは企業の役員の道も?
NEWSポストセブン
一時は食欲不振で食事もままならなかったという(4月、東京・清瀬市。時事通信フォト)
紀子さま“体調不良報道”でも気丈な姿、単独公務先で「こちらにどうぞ」と気さくに声かける お元気そうな様子に同行していた記者たちは驚き
週刊ポスト
現地でくばられたノアさん関連のビラ(時事通信フォト)
《人質らが証言する劣悪環境》ボーイフレンドの目の前でハマスに拐われた26歳女性の救出に成功も「体重激減」「ゴミ箱で排泄」の惨状
NEWSポストセブン
6月9日、鹿児島市内の認定こども園で、刃物のようなもので男児の首を切りつけて出血させたとして、殺人未遂容疑で逮捕された笹山なつき容疑者(21)
《鹿児島2歳児切りつけ》「見えたらいけないものが…」21歳の女性保育士が犯行前にSNSで意味深投稿 母校の高校関係者は「夢の実現目指して熱心に勉強を」
NEWSポストセブン
中村芝翫と三田寛子
三田寛子、夫・中村芝翫と愛人の“半同棲先”に怒鳴り込んだ「絶妙タイミング」 子供たちも大事な時期だった
週刊ポスト
全国ライブ中の沢田研二
《ファンの声援にブチ切れ》沢田研二が「見てわからんか!」とステージ上で激怒し突っ込んだ「NGワード」
NEWSポストセブン
長所は「どこでも寝られるところ」だと分析された(4月、東京・八王子市。時事通信フォト)
愛子さま、歓迎会の翌日の朝に遅刻し「起きられませんでした」と謝罪 “時間管理”は雅子さまと共通の課題
NEWSポストセブン
日本中を震撼させた事件の初公判が行われた
【悲劇の発端】瑠奈被告(30)は「女だと思ってたらおじさんだった」と怒り…母は被害者と会わないよう「組長の娘」という架空シナリオ作成 ススキノ事件初公判
NEWSポストセブン
【全文公開】中村七之助、梨園きってのモテ男が“実家お泊り愛”の真剣交際 お相手は京都の芸妓、直撃に「ありがとうございます」
【全文公開】中村七之助、梨園きってのモテ男が“実家お泊り愛”の真剣交際 お相手は京都の芸妓、直撃に「ありがとうございます」
女性セブン