芸能

【全文公開】木村拓哉、「事務所を立て直す」の強い思いで積極的に“全方位外交” 因縁を越えてDA PUMPのライブも訪問

木村拓哉

木村拓哉が事務所の立て直しに動く(写真は2020年)

 俳優や歌手として、これまでヒーローでいつづけた木村拓哉(50才)にとって、この騒動がターニングポイントになることは想像に難くない。息をひそめるタレントが多い中、積極的に周囲と交わろうとする彼の胸中は──。

 東京、池袋の大劇場。上下ともにデニム、足元にはタッセルつきのローファーを合わせたシルバーヘアの男性が、スタッフに深々と丁寧にお辞儀をして、その場を離れた。男性は木村拓哉。伊藤英明(48才)主演の舞台『橋からの眺め』を観劇したのちのワンシーンだ。

「伊藤さんは映画『レジェンド&バタフライ』(2023年)で共演してからというもの、木村さんが憧れの先輩だと周囲に公言しています。“それまで自分のためだけに頑張ってきたけれど、多くの人を笑顔にして、人生に影響を与える木村さんのような俳優になりたい”と口にするようになった。

 伊藤さんは過去に舞台上でせりふが飛んだことが長くトラウマになっていましたが、木村さんの背中を見て、俳優業に再び生きがいを見出すことになったそうです」(映画関係者)

 木村が観劇した9月22日、伊藤はインスタグラムに興奮気味にこう記している。

《大好き木村先輩が舞台を観に来て下さいました!!》

 伊藤の奮闘に木村も影響を受けたようだ。この日、木村も伊藤と同じ舞台に出ていた和田正人(44才)とのスリーショットをインスタに投稿し、《本気の、物凄いエネルギーに拍手! 素晴らしかったぁ~!》と書き込んだ。

 さらに3時間後には白いタンクトップ姿の自身の写真をアップして、《何だか異様に身体を動かしたくなってジムへ。やっぱり刺激を受けたからでしょうか…。がんばろ!》と意欲をみなぎらせた。異例となる1日2本のインスタ投稿にファンは歓喜した。木村の精力的な活動に芸能関係者も舌を巻く。

「木村さんはこの数日前、都内で行われたDA PUMPのツアーの初日公演をお忍びで訪れていました。その前には山下達郎さんのライブにも顔を出されています。いま、ジャニーズ事務所に所属する多くのタレントが外部との接触を避けるかのように、おとなしくしている印象です。

 何をやってもバッシングされかねない状況ですから、目立ちたくないのが本音でしょうが、そんな中でも、木村さんは積極的に交流しています。何とか事務所を立て直したいという気持ちの表れなのでしょう」(芸能関係者)

関連記事

トピックス

今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・イメージ 写真はいずれも当該の店舗、販売されている味噌汁ではありません)
《「すき家」ネズミ混入味噌汁その後》「また同じようなトラブルが起きるのでは…」と現役クルーが懸念する理由 広報担当者は「売上は前年を上回る水準で推移」と回答
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン