国内

【悠仁さまの大学進学】幼稚園と高校は“別枠”で合格、受験競争を勝ち抜いた経験はゼロ 紀子さまが切望する「東京大学」は推薦枠拡大を検討中

9月の誕生日で成年を迎えられる(4月、東京・町田市。写真/JMPA)

9月の誕生日で成年を迎えられる(4月、東京・町田市。写真/JMPA)

 皇族としては異例の進路を歩まれてきた悠仁さまが、高校の最終学年を迎えられた。同級生が受験勉強に本腰を入れ始める中、悠仁さまの置かれる状況は決して生易しいものではない。それでも、国内最高峰の大学が門戸を広げて待っている。

 東京大29名、京都大6名、早稲田大106名、慶應義塾大72名、上智大59名──これは、筑波大学附属高校(筑附高)のホームページで公表されている、2023年度の大学受験の合格実績だ。都内有数の進学校らしく、高偏差値の名門大学ばかりが並んでいる。今春、筑附高の3年生になり、受験を控えられた秋篠宮家の長男・悠仁さまの志望校は果たして──。

「バドミントン部に所属されている悠仁さまは、部活動へは週1回程度の参加だと聞きます。4月上旬には春季大会の試合に、チームメートのサポート役として帯同されました。実際に出場はされませんでしたが、最終学年を迎え、入学時から一緒に活動してきたメンバーの力になりたいとお考えのようです。部活動への参加が限定的なのは、赤坂御用地でのトンボの観察といった、“課外活動”がお忙しいからなのでしょう」(筑附高関係者)

 筑附高は、「自主・自律・自由」の精神を教育目標に掲げ、いわゆる「受験勉強」にとらわれない学びを推奨している。

《赤坂御用地のトンボ相 -多様な環境と人の手による維持管理-》

 昨年11月、国立科学博物館が出版する学術誌に掲載された論文のタイトルだ。筆頭筆者は《秋篠宮悠仁》。論文が公開された電子サイトでは、昆虫などの生物に関するものでは異例の、月間閲覧数が2位にランクインするなど話題を呼んだ。昨年6月には、学校行事の一環で筑波大の研究施設を訪問し、関心の高い生物系の研究室での活動の様子を見学された。

「附属校ではあるものの、筑附高から筑波大に進学するには一般受験が必要で、進学者は例年5人程度です。ご関心のある自然や生物の分野を学べるとあって、筑波大は悠仁さまの進学先として濃厚といわれてきました」(皇室記者)

 悠仁さまの筑附高進学が決まった一昨年、「さまざまな教育コンテンツが気に入られたのであれば、大変光栄なこと」と会見で発言した筑波大学長の永田恭介氏に尋ねると、「(悠仁さまは筑附高で)健やかに過ごしていらっしゃると報告を受けています」とした上で、筑波大への進学については、

「まったく知りませんし、大学が特別に何か(配慮)することはありません。入られても、入られなくても、関係ありません」

 と話すばかりだった。

関連記事

トピックス

どんな役柄でも見事に演じきることで定評がある芳根京子(2020年、映画『記憶屋』のイベント)
《ヘソ出し白Tで颯爽と》女優・芳根京子、乃木坂46のライブをお忍び鑑賞 ファンを虜にした「ライブ中の一幕」
NEWSポストセブン
相川七瀬と次男の凛生君
《芸能界めざす息子への思い》「努力しないなら応援しない」離婚告白の相川七瀬がジュノンボーイ挑戦の次男に明かした「仕事がなかった」冬の時代
NEWSポストセブン
俳優の松田翔太、妻でモデルの秋元梢(右/時事通信フォト)
《松田龍平、翔太兄弟夫婦がタイでバカンス目撃撮》秋元梢が甥っ子を優しく見守り…ファミリーが交流した「初のフォーショット」
NEWSポストセブン
世界が驚嘆した大番狂わせ(写真/AFLO)
ラグビー日本代表「ブライトンの奇跡」から10年 名将エディー・ジョーンズが語る世界を驚かせた偉業と現状「リーチマイケルたちが取り戻した“日本の誇り”を引き継いでいく」
週刊ポスト
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《即完売》佳子さま、着用した2750円イヤリングのメーカーが当日の「トータルコーディネート」に感激
NEWSポストセブン
国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)
《国連大学50周年記念式典》皇后雅子さまが見せられたマスタードイエローの“サステナブルファッション” 沖縄ご訪問や園遊会でお召しの一着をお選びに 
NEWSポストセブン
豪雨被害のため、M-1出場を断念した森智広市長 (左/時事通信フォト、右/読者提供)
《森智広市長 M-1出場断念の舞台裏》「商店街の道の下から水がゴボゴボと…」三重・四日市を襲った記録的豪雨で地下駐車場が水没、高級車ふくむ274台が被害
NEWSポストセブン
「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
アニメではカバオくんなど複数のキャラクターの声を担当する山寺宏一(写真提供/NHK)
【『あんぱん』最終回へ】「声優生活40年のご褒美」山寺宏一が“やなせ先生の恩師役”を演じて感じた、ジャムおじさんとして「新しい顔だよ」と言える喜び
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト