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バドミントン大会ではチームメートに声援を送られた

東大推薦合格者は計11名もいる

 冒頭のような合格実績を誇る筑附高の生徒の多くは、当然ながら学校とは別に塾や予備校に通っている。

「進学校ではありますが、国立校である筑附高には受験に向けた特別なプログラムなどはありません。ですから、それぞれ個人で受験対策が必要になります。ところが悠仁さまの場合、警備の問題もあって塾に通うことは現実的ではありません。学校の勉強で不足する部分は、家庭教師にお願いしているそうです」(皇室ジャーナリスト)

 悠仁さまの進学先候補には、前述の筑波大をはじめ、東京農業大や北海道大、姉の小室眞子さんや佳子さまの出身である国際基督教大、さらには英オックスフォード大の名前まで報じられた。

「悠仁さまの興味のある分野を存分に学んでほしいというのが、秋篠宮さまのお考えだそうです。秋篠宮さまご自身も、ナマズの研究のためタイを訪れたことがあるほか、ニワトリなどの生物の研究者としての横顔をお持ちです」(前出・皇室記者)

 だが、子供の教育方針については、得てして夫婦の足並みが揃わないもの。

「紀子さまは、かねて悠仁さまの東大進学を切望されているといいます。実現すれば、悠仁さまは初の“東大出身天皇”になり、紀子さまはその母となられます。そのため紀子さまは、幼少の頃から悠仁さまにチェスをおすすめされるなど“脳力開発”に余念がなく、学校のテスト結果や通知表をご覧になっては、悠仁さまの得手不得手を分析されていたといいます」(宮内庁関係者)

 もちろん、東大は狭き門だ。ライバルの受験生たちと比べると、塾通いができない悠仁さまは不利にも思える。

「それでも東大進学に現実味があるのは、東大に『学校推薦型選抜』の制度があるからでしょう。筑附高からは2024年度に工学部と理学部の2名。2023年度にも工学部に1名合格しており、これまでに計11名の東大の推薦合格者を出しています」(前出・皇室ジャーナリスト)

 振り返れば、悠仁さまがお茶の水女子大学附属幼稚園に入られたときには、紀子さまがお茶の水女子大の名誉特別研究員だったことから、「特別入園制度」が利用された。ほかの入園者は2度の抽選などの選抜をくぐり抜けての合格だったが、悠仁さまおひとりだけが制度を使われ、完全な“別枠”での合格だった。また、筑附高入学に際しては、お茶の水女子大と筑波大の間の「提携校進学制度」を利用された。

 悠仁さまはこれまで、純粋な受験競争を勝ち抜いたことはないともいえる。

「東大の推薦受験は学力だけが問われるペーパーテストではなく、課外活動などの実績や成果が大きく考慮されます。過去には、『トイレの研究』や『アフリカで栽培されるバナナの皮を使った紙の普及活動』など、とてもニッチな分野の活動をしたり、実績を残した人が合格している。悠仁さまの『トンボ論文』は、それらよりもはるかにレベルの高い研究だといえます」(受験業界関係者)

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