国内

ゆとりある働き方を実践する小室圭さん 所属する法律事務所が生成AIを使ったサービス導入で仕事を奪われる可能性浮上

所属部署ではアソシエイト

所属部署では「アソシエイト」の小室圭さん(左。右は眞子さん)

 政府機関と企業との橋渡しから、法人向けの投資のアドバイスまで、ニューヨーク州で弁護士として働く小室圭さんの担う業務範囲は広い。

「勤務する法律事務所のローウェンスタイン・サンドラー(以下、LS)では、2022年10月に司法試験に合格して以降、小室さんの担当分野が次々と増えていき、現在は5つの肩書を持っています。ニューヨークに拠点を持つ日系企業には、小室さんから“飛び込み営業”の電話がかかってくることもあるそうです」(在米ジャーナリスト)

 その割に、勤務スタイルは優雅の一言だ。出社するのは月2回ほどで、日々の仕事は、ニューヨーク中心部から1時間ほどの郊外にある、高級マンションからリモートでこなしているようだ。妻・眞子さんと、自宅近くのレストランで食事をする姿を見かけられるのもしばしばである。

 2017年の婚約内定会見で好きな言葉に「レット・イット・ビー」を挙げていた小室さん。ところが、「なるようになる」と楽観視してばかりもいられなさそうだ。小室さんが所属する「国際貿易と国家安全保障」部門から、最近になって2人の弁護士が去ったのだ。

「ともに小室さんより上の役職にいた『上司』です。アメリカでは弁護士の収入が急増している半面、弁護士費用が急速に高騰しており、より安い法律事務所や弁護士を探す顧客が増えています。顧客の要望にコストカットで応えるため、積極的に人員を削減している事務所もあります」(米法曹関係者)

 現在、小室さんは所属部門で唯一の「アソシエイト」という立場にある。

「キャリアが浅く、補助的な役割を担っている弁護士の総称で、言うなれば“下っ端”。高給を得られる『パートナー弁護士』に出世するためには、経験を積んで実績を残さなければなりません」(前出・米法曹関係者)

 だが、小室さんだけの“特別な武器”も、いまのところ不発だ。

「眞子さんと秋篠宮ご夫妻は没交渉のままといわれ、小室さんが期待された“皇室絡みのビジネス”を、いまのところ事務所にもたらせていません。眞子さんも、当初望んでいたとされる美術館での仕事は実現しておらず、『元皇族の妻』というブランドが、小室さんの追い風になっていないのが現状です」(皇室記者)

 そればかりか、小室さんをさらなる窮地に追いやる事態が起きていた。

「この4月、LSは顧客向けに生成AIを使ったチャットボットサービスを始めました。端的に言うと、顧客の簡単な疑問にAIが答えるというもの。法的な助言を行うわけではなく、課題整理などに使われるもので、まさにこれまでにアソシエイトが担当してきた“雑務”に当たります。まだ試験適用の段階ですが、このままゆとりある働き方を小室さんが続けるようなら、将来AIに仕事を奪われることも考えられます」(前出・米法曹関係者)

 そうなれば、眞子さんが求めた海外生活も暗礁に乗り上げかねない。「レット・イット・ビー」では、正念場は乗り越えられない。

※女性セブン2024年6月27日号

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン