国内

愛子さま、母校・学習院の学園祭でご友人としばしの休息 “推し部活”合気道部の演武会を楽しまれる 

初めて和装で園遊会に参加された愛子さま(2024年10月、東京・港区。撮影/JMPA)

初めて和装で園遊会に参加された愛子さま(2024年10月、東京・港区。撮影/JMPA)

 小雨がぱらつき、ひんやりとした冷たい空気が身を包んだ11月2日、東京・豊島区にある学習院大学(以下、学習院)では、学園祭「桜凛祭」が行われていた。キャンパスに傘の花が開いた同日午後、多くの来場者のなかでもひときわ笑顔を輝かせておられたのが愛子さまだった。白のタートルネックに黒いジャンパースカート、髪は低めのポニーテールというシックな装いの愛子さまは、すっかり学園祭に溶け込まれていたという。 

「2人のご友人と一緒に回られていたようで、愛子さまは楽しそうにおしゃべりし、時折笑い声を上げられていましたよ。年相応の女性らしい、爽やかな印象を受けました」(来場者) 

 今春、卒業された愛子さまは、成年皇族としてのご活動を増やされており、11月5日には両陛下が文化勲章受章者や文化功労者を招いて開催された「茶会」に初めて出席された。4月に就職された日本赤十字社でも、新入社員として熱心に仕事に取り組まれている。 

「学生時代は学業優先だった愛子さまですが、社会人になられて一気に多忙となりました。公務でも仕事でも初めてのことが多く、緊張の日々だといいます。幼稚園生の頃から学習院に通われた愛子さまからすれば、学習院はまさに“故郷”のような存在。安心できる思い出の場所で、日々の重圧から解放され、リラックスしたひとときを過ごされたのでしょう」(皇室記者) 

 この日の午前中も愛子さまにはご用事があったという。そんな多忙かつ、あいにくの雨のなか学園祭に駆けつけられたのは、お目当ての演目があったからだ。 

「合気道部の演武会をじっくりとご覧になっていました。演武とは、競技とは異なり、あらかじめ技をかける役と受ける役を決め、次々に技を披露するパフォーマンスのこと。袴姿の部員が技を披露し、宙を舞った相手の体が畳に打ち付けられると、ドンッと重みのある鋭い音が武道場に響きました。白熱する演武を、観客たちも真剣な面持ちで見守っていました。 

 演武会では部のOB・OGも技を披露しますから、愛子さまのご友人が出演されたのかもしれません。演武会が終わった後も、袴を着た部員と、場内でしばらくお話をされていたみたいですよ」(別の来場者) 

 愛子さまが合気道の演武をご覧になったのは、今回が初めてではない。 

「今年4月に行われた、在校生と卒業生らが交流するイベント『オール学習院の集い』でも、愛子さまは演武会をご覧になりました。そのときに気に入られて、“推し部活”として今回もリピートされたのかもしれません」(前出・皇室記者) 

 演武をご覧になった後も、愛子さまはご友人とキャンパスを回られた。 

「途中雨が降ってくると、愛子さまは傘を取り出されました。ハートのワンポイントが特徴の晴雨兼用の折りたたみ傘で、値段は3000円ほど。実用性を重視されるのが、堅実な愛子さまらしいなと思いました。気の置けないご友人と、『推し』の合気道を楽しまれ、つかの間のプライベートを満喫されたのではないでしょうか」(前出・皇室記者) 

 こぼされた笑みが、充実感を物語っていた。 

女性セブン20241121日号 

関連記事

トピックス

スーパー「ライフ」製品が回収の騒動に発展(左は「ライフ」ホームページより、みぎはSNSより)
《全店舗で販売中止》「カビだらけで絶句…」スーパー「ライフ」自社ブランドのレトルトご飯「開封動画」が物議、本社が回答「念のため当該商品の販売を中止し、撤去いたしました」
NEWSポストセブン
中居正広氏の近況は(時事通信フォト)
反論を続ける中居正広氏に“体調不良説” 関係者が「確認事項などで連絡してもなかなか反応が得られない」と明かす
週刊ポスト
「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手
「全てを話せば当然、有罪となっていたでしょう」不起訴になった大物地面師が55億円詐欺「積水ハウス事件」の裏側を告白 浮かび上がった“本当の黒幕”の存在
週刊ポスト
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《大谷翔平が“帰宅報告”投稿》真美子さん「娘のベビーカーを押して夫の試合観戦」…愛娘を抱いて夫婦を見守る「絶対的な味方」の存在
NEWSポストセブン
「お笑い米軍基地」が挑んだ新作コント「シュウダン・ジケツ」(撮影/西野嘉憲)
沖縄のコント集団「お笑い米軍基地」が戦後80年で世に問うた新作コント「シュウダン・ジケツ」にかける思い 主宰・まーちゃんが語る「戦争にツッコミを入れないと」
NEWSポストセブン
神谷宗幣氏(写真中央)が率いる参政党は参院選で大躍進した。東京選挙区でも塩入清香氏(右)が当選(2025年8月写真撮影:小川裕夫)
《午前8時の”異変”》躍進した「参政党」、選挙中に激しい応酬のあった支持者と反対派はどこへ?参院選後の初登院の様子をレポート
NEWSポストセブン
令和最強のグラビア女王・えなこ
令和最強のグラビア女王・えなこ 「表紙掲載」と「次の目標」への思いを語る
NEWSポストセブン
“地中海の楽園”マルタで公務員がコカインを使用していたことが発覚した(右の写真はサンプルです)
公務員のコカイン動画が大炎上…ワーホリ解禁の“地中海の楽園”マルタで蔓延する「ドラッグ地獄」の実態「ハードドラッグも規制がゆるい」
NEWSポストセブン
『週刊ポスト』8月4日発売号で撮り下ろしグラビアに挑戦
渡邊渚さん、撮り下ろしグラビアに挑戦「撮られることにも慣れてきたような気がします」、今後は執筆業に注力「この夏は色んなことを体験して、これから書く文章にも活かしたいです」
週刊ポスト
強制送還のためニノイ・アキノ国際空港に移送された渡辺優樹、小島智信両容疑者を乗せて飛行機の下に向かう車両(2023年撮影、時事通信フォト)
【ルフィの一味は実は反目し合っていた】広域強盗事件の裁判で明かされた「本当の関係」 日本の実行役に報酬を支払わなかったとのエピソードも
NEWSポストセブン
ブラジルの元バスケットボール選手が殺人未遂の疑いで逮捕された(SNSより、左は削除済み)
《35秒で61回殴打》ブラジル・元プロバスケ選手がエレベーターで恋人女性を絶え間なく殴り続け、顔面変形の大ケガを負わせる【防犯カメラが捉えた一部始終】
NEWSポストセブン
モンゴルを公式訪問された天皇皇后両陛下(2025年7月12日、撮影/横田紋子)
《麗しのロイヤルブルー》雅子さま、ファッションで示した現地への“敬意” 専門家が絶賛「ロイヤルファミリーとしての矜持を感じた」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン