芸能

【全文公開】引退発表の中居正広を支える「ダンサー兼振付師のパートナー」親族や友人も公認 自宅に引きこもる中居をひとりにしないように同棲状態で寄り添う 

芸能界から引退を表明した中居正広

芸能界から引退を表明した中居正広

「37年間、ありがとうございました。さようなら……」という言葉を残し、突然、芸能界を去った中居正広(52才)。結婚を否定し、生涯独身を貫くような発言を繰り返してきた彼だが、すべてを失ったいまも、そばに寄り添うひとりの女性がいる。本誌『女性セブン』だけが知る、15年の愛の軌跡──。

 迎賓館を彷彿とさせる荘厳なゲートの内側に、都心とは思えない緑豊かな敷地が広がる。周囲に在日大使館が点在し、堅牢なセキュリティー体制が敷かれた都内屈指の超高級マンション。中居正広がその上層階に2つの部屋を購入したのは2016年の春。SMAPに解散騒動が持ち上がっていた最中のことだった。

「10代の頃から広い家で暮らすことに憧れ、『100畳のワンルームが理想』と語っていた中居さんにとって、芸能生活の集大成にふさわしい物件でした。2つの部屋の壁をぶち抜いて300平方メートルを超える巨大な部屋を作ったため工事代金を含めれば10億円は下らないですが、中居さんは躊躇なく現金で支払ったといいます」(中居の知人)

 中居はいま、ひとりで過ごすには広すぎるその部屋で苦悶の日々を過ごしている。昨年12月に本誌が報じた中居の女性トラブルは、いまや個人のスキャンダルの範疇を超え、テレビ局の経営の根幹を揺るがす社会問題に発展した。茫然自失の中居は家から一歩も出ることができず、引きこもり生活を始めてから1か月近くが経とうとしている。

 2020年3月に旧ジャニーズ事務所から独立し、自ら会社を立ち上げたいまの中居には周囲に信頼できるマネジャーやスタッフがいない。個人事務所の立ち上げを手伝った大物プロデューサーやジャニーズ時代から彼に尽くしたマネジャーも、中居がトラブルを起こした後に彼の元を去った。

「中居さんの会社には事務員と運転手しかいないため、親しい友人たちは彼の身を案じているといいます。もっとも、トラブルの真相がわからない以上、手を差し伸べることはできず、連絡を取ることもままならない。味方が誰もいない状況を見かねたのでしょう。先日、地方に住む姪御さんが中居さんのマンションを訪れ、ふさぎこむ彼を励ましていました」(前出・中居の知人)

 独身で子供もいない中居は姪を「チビ」と呼び、オフの日に百貨店を貸し切りにしてショッピングを楽しんだり、2人でユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行くなど実の娘のようにかわいがっていた。

「姪御さんは中居さんを“ヒロちゃん”と呼び、2020年2月の退所会見の後も中居さんを心配して“ヒロちゃん脱出計画”と名付けた温泉旅行を企画していました。今回のことでも彼の窮状を心配して、慌てて遠方から駆け付けたそうです」(前出・中居の知人)

 親族などが中居を24時間体制で見守る中、フジテレビは1月27日に会見を開き、一連の対応にあたった港浩一社長と嘉納修治会長の辞任を発表。体制の刷新をアピールしたが、会見は紛糾をきわめ、10時間以上にわたって質疑応答が繰り返された。

「港社長は、今回のトラブルにおいて『人権侵害が行われた可能性がある』とし、社内での必要な報告や連携が適切に行われなかったことや、中居さんに対して適切な検証を行わずに番組出演を継続したことについて『対応に至らない点があった』と説明しました。一方で、トラブルが起きた日の社員の関与は強く否定。編成幹部のA氏の通信履歴などを確認し、“限定的な日付の出来事”には関与していないと判断されたようです。

 もっとも、中居さんは、女性が彼の家を訪れた経緯を“守秘義務”を理由に開示していないそうで、全容解明にはほど遠い印象を受けました」(全国紙社会部記者)

 人権とプライバシー保護の観点から、会見でもトラブルの詳細が明かされることはなかった。遠藤龍之介副会長が絞り出すように明かした論点のひとつが「同意か不同意かの違い」だ。

「遠藤副会長は後に発言を撤回しましたが、中居さんはフジテレビの調査に(女性との関係が)同意の上だったと説明しているようです。その点が女性側の主張とは異なり、対応に混乱が生じてしまったのかもしれません」(前出・全国紙社会部記者)

 港社長は中居に対して「怒りを覚える」と率直に話し、中居に損害賠償を求めるかという質問も飛んだ。遠藤副会長は第三者委員会の調査次第では「可能性はゼロではない」と明かしたが、中居の心中は穏やかではないだろう。フジテレビでは騒動後、75社以上のスポンサーが離れ、イベントや番組制作にも大きな支障が出はじめている。数百億円規模の損害が出るとの報道もあり、莫大な違約金や賠償金を請求される可能性もあるという。

関連記事

トピックス

娘たちとの関係に悩まれる紀子さま(2025年6月、東京・港区。撮影/JMPA)
《眞子さんは出席拒否の見込み》紀子さま、悠仁さま成年式を控えて深まる憂慮 寄り添い合う雅子さまと愛子さまの姿に“焦り”が募る状況、“30度”への違和感指摘する声も
女性セブン
電撃結婚を発表したカズレーザー(左)と二階堂ふみ
「以前と比べて体重が減少…」電撃結婚のカズレーザー、「野菜嫌い」公言の偏食ぶりに変化 「ペスカタリアン」二階堂ふみの影響で健康的な食生活に様変わりか
週刊ポスト
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者が逮捕された
「ローションに溶かして…」レーサム元会長が法廷で語った“薬物漬けパーティー”のきっかけ「ホテルに呼んだ女性に勧められた」【懲役2年、執行猶予4年】
NEWSポストセブン
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
「なぜ熊を殺した」「行くのが間違い」役場に抗議100件…地元猟友会は「人を襲うのは稀」も対策を求める《羅臼岳ヒグマ死亡事故》
NEWSポストセブン
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《北島康介に不倫報道》元ガルネク・千紗「アラフォーでも美ボディ」スタートさせていた“第2の人生”…最中で起きた波紋
NEWSポストセブン
駒大苫小牧との決勝再試合で力投する早稲田実業の斎藤佑樹投手(2006年/時事通信フォト)
【甲子園・完投エース列伝】早実・斎藤佑樹「甲子園最多記録948球」直後に語った「不思議とそれだけの球数を投げた疲労感はない」、集中力の源は伝統校ならではの校風か
週刊ポスト
音楽業界の頂点に君臨し続けるマドンナ(Instagramより)
〈やっと60代に見えたよ〉マドンナ(67)の“驚愕の激変”にファンが思わず安堵… 賛否を呼んだ“還暦越えの透け透けドレス”からの変化
NEWSポストセブン
反日映画「731」のポスターと、中国黒竜江省ハルビン市郊外の731部隊跡地に設置された石碑(時事通信フォト)
中国で“反日”映画が記録的大ヒット「赤ちゃんを地面に叩きつけ…旧日本軍による残虐行為を殊更に強調」、現地日本人は「何が起こりるかわからない恐怖」
NEWSポストセブン
石破茂・首相の退陣を求めているのは誰か(時事通信フォト)
自民党内で広がる“石破おろし”の陰で暗躍する旧安倍派4人衆 大臣手形をバラ撒いて多数派工作、次期政権の“入閣リスト”も流れる事態に
週刊ポスト
クマ外傷の専門書が出版された(画像はgetty image、右は中永氏提供)
《クマは鋭い爪と強い腕力で顔をえぐる》専門家が明かすクマ被害のあまりに壮絶な医療現場「顔面中央部を上唇にかけて剥ぎ取られ、鼻がとれた状態」
NEWSポストセブン
小島瑠璃子(時事通信フォト)
《亡き夫の“遺産”と向き合う》小島瑠璃子、サウナ事業を継ぎながら歩む「女性社長」「母」としての道…芸能界復帰にも“後ろ向きではない”との証言も
NEWSポストセブン
スキンヘッドで裸芸を得意とした井手らっきょさん
《僕、今は1人です》熊本移住7年の井手らっきょ(65)、長年連れ添った年上妻との離婚を告白「このまま何かあったら…」就寝時に不安になることも
NEWSポストセブン