話題の本 BOOK WONDERLAND一覧/10ページ

【関川夏央氏書評】定年後の「きょういく」と「きょうよう」
【関川夏央氏書評】定年後の「きょういく」と「きょうよう」
【書評】『定年入門 イキイキしなくちゃダメですか』/高橋秀実・著/ポプラ社/1500円+税【評者】関川夏央(作家) 公共図書館では「定年後」の男性が列をなして開館を待っている。どっと入館、日経新聞を取り…
2018.04.05 16:00
週刊ポスト
【川本三郎氏書評】精密に調べた銀座カフェー興亡史
【川本三郎氏書評】精密に調べた銀座カフェー興亡史
【書評】『銀座カフェー興亡史』/野口孝一・著/平凡社/2400円+税【評者】川本三郎(評論家) カフェーが大人の男の遊び場所として普及してゆくのは、関東大震災のあと、昭和の復興期。それまでの遊びの場、花…
2018.03.31 16:00
週刊ポスト
【池内紀氏書評】泉鏡花作品の挿絵の美人画のモデルは?
【池内紀氏書評】泉鏡花作品の挿絵の美人画のモデルは?
【書評】『小村雪岱随筆集』/小村雪岱・著 真田幸治・編/幻戯書房/3500円+税【評者】池内紀(ドイツ文学者・エッセイスト) 小村雪岱(一八八七-一九四〇)は大正から昭和初期にかけて、挿絵の世界で活躍し…
2018.03.31 16:00
週刊ポスト
【香山リカ氏書評】原発0を掲げる小泉純一郎氏の発想と人間力
【香山リカ氏書評】原発0を掲げる小泉純一郎氏の発想と人間力
【書評】『決断のとき トモダチ作戦と涙の基金』/小泉純一郎・著 取材・構成・常井健一/集英社新書/800円+税【評者】香山リカ(精神科医)「安倍一強」が続く日本の政治だが、それを揺さぶる動きが総理に近い…
2018.03.20 07:00
週刊ポスト
【与那原恵氏書評】ユーモラスに語られる生命の営み
【与那原恵氏書評】ユーモラスに語られる生命の営み
【書評】『英国王立園芸協会とたのしむ 植物のふしぎ』/ガイ・バーター・著/北綾子・訳/河出書房新社/2200円+税【評者】与那原恵(ノンフィクションライター) 花や木、果物や野菜などの植物や、鳥や地中の…
2018.03.11 16:00
週刊ポスト
【坪内祐三氏書評】片岡義男が明かす出版社嘱託従業員時代
【坪内祐三氏書評】片岡義男が明かす出版社嘱託従業員時代
【書評】『珈琲が呼ぶ』/片岡義男・著/光文社/1800円+税【評者】坪内祐三(評論家) 身内誉めに受け取られるかもしれないが、二〇一六年九月に出た佐久間文子『「文藝」戦後文学史』(河出書房新社)はとても…
2018.03.10 16:00
週刊ポスト
【著者に訊け】佐藤卓氏 『大量生産品のデザイン論』
【著者に訊け】佐藤卓氏 『大量生産品のデザイン論』
【著者に訊け】佐藤卓氏/『大量生産品のデザイン論 経済と文化を分けない思考』/PHP新書 860円+税 コンビニやスーパーに置かれる身近な日用品。グラフィックデザイナーの佐藤卓氏は、ふだんなにげなく使って…
2018.03.09 16:00
週刊ポスト
【嵐山光三郎氏書評】シーナ節の解説が写真をより味わい深く
【嵐山光三郎氏書評】シーナ節の解説が写真をより味わい深く
【書評】『犬から聞いた話をしよう』/椎名誠・著/新潮社/1800円+税【評者】嵐山光三郎(作家) 椎名誠が旅さきで出会った犬の写真集。犬はどこの国でも人間のそばにいるのが嬉しいようだが、この本には「旅す…
2018.03.03 16:00
週刊ポスト
【著者に訊け】北野新太氏 将棋棋士描く『等身の棋士』
【著者に訊け】北野新太氏 将棋棋士描く『等身の棋士』
【著者に訊け】北野新太氏/『等身の棋士』/ミシマ社/1600円+税 いわゆる新聞記者の文章でも、将棋記者のそれでもなく、何かが懐かしかった。この感覚、何だっけ、と思いながら読み進むうち、ピンとくる記述を…
2018.03.02 16:00
週刊ポスト
【平山周吉氏書評】AIに関する正しい「土地勘」を提示
【平山周吉氏書評】AIに関する正しい「土地勘」を提示
【書評】『人工知能革命の真実 シンギュラリティの世界』/中島秀之、ドミニク・チェン・著/WAC/920円+税【評者】平山周吉(雑文家) まだ高度成長が始まらない昭和三十年代に戻りたいと思っている。そんな人…
2018.03.02 07:00
週刊ポスト
【著者に訊け】黒野伸一氏 『国会議員基礎テスト』
【著者に訊け】黒野伸一氏 『国会議員基礎テスト』
【著者に訊け】黒野伸一氏/『国会議員基礎テスト』/小学館/1600円+税 酒場での何気ない会話が物語を生む。そんなことが作家・黒野伸一氏の日常には、本当に起きるらしい。「ある時、担当編集者と飲んでいたら…
2018.02.24 16:00
週刊ポスト
【岩瀬達哉氏書評】極夜に撮影した極北の民の優しさと逞しさ
【岩瀬達哉氏書評】極夜に撮影した極北の民の優しさと逞しさ
【書評】『極夜』/中村征夫・著/新潮社/1600円+税【評者】岩瀬達哉(ノンフィクション作家) 水中写真家の中村征夫は、40年前、真冬のグリーンランドで1か月間、エスキモーと暮らした。冒険家の植村直己が、単…
2018.02.23 07:00
週刊ポスト
【鴻巣友季子氏書評】ニーチェも仰天の結末、町田康新作
【鴻巣友季子氏書評】ニーチェも仰天の結末、町田康新作
【書評】『生の肯定』/町田康・著/毎日新聞出版/1600円+税【評者】鴻巣友季子(翻訳家)『どつぼ超然』『この世のメドレー』に続く三部作完結編である。精神の旅路、魂の苦闘の果てには、なにが待ち受けている…
2018.02.21 16:00
週刊ポスト
【関川夏央氏書評】少子化は人口爆発による諸問題への答え
【関川夏央氏書評】少子化は人口爆発による諸問題への答え
【書評】『ローカリズム宣言 「成長」から「定常」へ』/内田樹・著/デコ/1600円+税【評者】関川夏央(作家) 政治家と経済評論家は成長を強調する。だが基本インフラの建設がとうに終り、人口減少と少子化が…
2018.02.18 16:00
週刊ポスト
【山内昌之氏書評】内輪の専門家への疑問も鋭い日本通史
【山内昌之氏書評】内輪の専門家への疑問も鋭い日本通史
【書評】『日本史のツボ』/本郷和人・著/文春新書/840円+税【評者】山内昌之(明治大学特任教授) ツボを押えれば歴史が分かるというわけでもなかろう。それでも、7つのツボを親切に教えてくれる本書を読むと…
2018.02.17 16:00
週刊ポスト

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防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
「服のはだけた女性がビクビクと痙攣して…」防犯カメラが捉えた“両手ナイフ男”の逮捕劇と、〈浜松一飲めるガールズバー〉から失われた日常【浜松市ガールズバー店員刺殺】
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第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
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竹内朋香さん(27)と伊藤凛さん(26)は、ものの数分間のうちに刺殺されたとされている(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
「ギャー!!と悲鳴が…」「血のついた黒い服の切れ端がたくさん…」常連客の山下市郎容疑者が“ククリナイフ”で深夜のバーを襲撃《浜松市ガールズバー店員刺殺》
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和久井学被告と、当時25歳だった元キャバクラ店経営者の女性・Aさん
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《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
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《メジャー自己最速164キロ記録》大谷翔平が重視する“回転効率”とは何か? 今永昇太や佐々木朗希とも違う“打ちにくい球”の正体 肩やヒジへの負担を懸念する声も
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『凡夫 寺島知裕。「BUBKA」を作った男』(清談社Publico)を執筆した作家・樋口毅宏氏
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「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
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《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
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「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
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中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト