話題の本 BOOK WONDERLAND一覧/14ページ

【香山リカ氏書評】格差が広がるばかりの英は日本と同じか
【書評】『チャヴ 弱者を敵視する社会』/オーウェン・ジョーンズ・著 依田卓巳・訳/海と月社/2400円+税【評者】香山リカ(精神科医)「右派のポピュリストがすでに労働者階級コミュニティに入りこんでいる理…
2017.11.09 16:00
週刊ポスト

【川本三郎氏書評】大阪の小出版社と著者とのきめ細かい交流
【書評】『遅れ時計の詩人 編集工房ノア著者追悼記』/涸沢純平・著/編集工房ノア/2000円+税【評者】川本三郎(評論家) 出版社の多くが東京に集中しているなか、編集工房ノアは大阪の文芸出版社として孤軍奮…
2017.11.08 16:00
週刊ポスト

【森永卓郎氏書評】リベラルが衰退するのは経済学に疎いから
【書評】『リベラルという病』/山口真由・著/新潮新書/760円+税【評者】森永卓郎(経済アナリスト) 挑発的なタイトルがつけられているが、中身は、リベラルと保守がどう違うのかをきちんと考えた本だ。私は、…
2017.11.05 16:00
週刊ポスト

【嵐山光三郎氏書評】信念でJR九州をやる気にさせた経営者
【書評】『新鉄客商売 本気になって何が悪い』/唐池恒二・著/PHP研究所/1700円+税【評者】嵐山光三郎(作家) 国鉄分割民営化がなされてから30年がたった。そのうちJR東日本、JR東海、JR西日本の業績は好調で…
2017.11.04 16:00
週刊ポスト

【著者に訊け】藤岡陽子氏 感動長編『満天のゴール』
【著者に訊け】藤岡陽子氏/『満天のゴール』/小学館/1400円+税「うちの子もそうですけど、子供ってシールやスタンプ集めが大好きでしょう? あれって何かを頑張った証拠というか、自信を集めているんだと思う…
2017.11.03 07:00
週刊ポスト

【与那原恵氏書評】台湾人の活躍で発展した歌舞伎町史
【書評】『台湾人の歌舞伎町 新宿、もうひとつの戦後史』/稲葉佳子 青池憲司・著/紀伊國屋書店/1800円+税【評者】与那原恵(ノンフィクションライター) 終戦直後の新宿歌舞伎町あたりは焼け野原だった、と…
2017.10.26 07:00
週刊ポスト

【平山周吉氏書評】伝説と事実を仕分けした西郷隆盛の評伝
【書評】『西郷隆盛 人を相手にせず、天を相手にせよ』/家近良樹・著/ミネルヴァ書房/4000円+税【評者】平山周吉(雑文家) 来年の大河ドラマ「西郷どん」開始を控え、書店には西郷本と幕末維新本が溢れかえ…
2017.10.25 16:00
週刊ポスト

【著者に訊け】石田衣良氏 IWGP『裏切りのホワイトカード』
【著者に訊け】石田衣良氏/『裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII』/文藝春秋/1500円+税〈人間って成長しないし、格差はなくならないものだよな〉〈この世に上下があるなら、おれは積極的に…
2017.10.20 16:00
週刊ポスト

【岩瀬達哉氏書評】冤罪・東住吉火災事件で自由を奪われた民
【書評】『ママは殺人犯じゃない 冤罪・東住吉事件』/青木惠子・著/インパクト出版会/1800円+税【評者】岩瀬達哉(ノンフィクション作家) 平凡な主婦として家族4人で暮らしていた著者が、突如、冤罪被害者と…
2017.10.20 07:00
週刊ポスト

【山内昌之氏書評】仏イスラム専門家による「聖戦」の実態
【書評】『グローバル・ジハードのパラダイム パリを襲ったテロの起源』/ジル・ケペル&アントワーヌ・ジャルダン・著/義江真木子・訳/新評論/3600円+税【評者】山内昌之(明治大学特任教授) 2015年はパリ…
2017.10.16 07:00
週刊ポスト

【書評】半藤一利と阿川佐和子が語る「昭和を代表する男」
【書評】『昭和の男』/半藤一利・阿川佐和子・著/東京書籍/1400円+税【評者】関川夏央(作家) 半藤一利と阿川佐和子、年齢差二十三のふたりが、それぞれ四人ずつ「昭和を代表する男」を選んで対談した。 半…
2017.10.13 16:00
週刊ポスト

【書評】悲劇に向かう空気を想起させ、溜息出る傑作集
【書評】『ヤングスキンズ』/コリン・バレット・著/田栗美奈子・下林悠治・訳/作品社/2400円+税【評者】鴻巣友季子(翻訳家) フォークナーの描く郡都ジェファーソン、アンダスンの田舎町ワインズバーグ、『…
2017.10.11 16:00
週刊ポスト

【著者に訊け】山口ミルコ氏 『似合わない服』
【著者に訊け】山口ミルコ氏/『似合わない服』/ミシマ社/1500円+税 2012年の初著書『毛のない生活』を始め、山口ミルコ氏の作品群は「失恋の物語」だと思う。幻冬舎のエース編集者として活躍し、退社直後に乳…
2017.10.10 07:00
週刊ポスト

【書評】張り詰めた散文で粘り強くものを語った思索の記録
【書評】『湯殿山の哲学 修験と花と存在と』/山内志朗・著/ぷねうま舎/2500円+税【評者】池内紀(ドイツ文学者・エッセイスト) 山形県中央部にひろがる出羽三山は古来、修験道のお山として知られてきた。月…
2017.09.29 16:00
週刊ポスト

【著者に訊け】あさのあつこ氏 小説『末ながく、お幸せに』
【著者に訊け】あさのあつこ氏/『末ながく、お幸せに』/小学館/1200円+税 なるほど言われてみれば結婚式ほど、本音と建前が交錯する場も珍しい。新郎新婦の職場や学校での顔を、それぞれ断片的に知る人々が集…
2017.09.28 16:00
週刊ポスト
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