話題の本 BOOK WONDERLAND一覧/46ページ

戦争を経験した老人が社会に不満を持ち立ち上がる村上龍新作
【書籍紹介】『オールド・テロリスト』村上龍/文藝春秋/1944円 落ち目のフリーライターのセキグチは、放送局でテロが起きるとの情報をもとに取材へ行く。すると実際に放火が行われ、多くの死傷者が出た。さらに…
2015.08.10 07:00
女性セブン

【著者に訊け】目黒考二 亡父に捧ぐ『昭和残影 父のこと』
【著者に訊け】目黒考二氏/『昭和残影 父のこと』/KADOKAWA/1700円+税 文芸評論家・北上次郎としても知られる目黒考二氏が、父が歩いた町を歩き、父が生きた時代を無数の書物に確かめる時、その執拗で自由すぎ…
2015.08.09 07:00
週刊ポスト

【書評】震災時の各国支援と放射能問題への世論の動きを検証
【書評】『大震災に学ぶ社会科学第7巻 大震災・原発危機下の国際関係』恒川惠市編/東洋経済新報社/3700円+税【評者】山内昌之(明治大学特任教授) 東日本大震災は、日本の国際イメージにも大きな影響を与えた…
2015.08.06 16:00
週刊ポスト

しばしば美化される日本の過去は本当に良かった否かを探る本
【書籍紹介】『「昔はよかった」病』パオロ・マッツァリーノ/新潮新書/740円+税 過去の日本を美化する人がいるが、本当はどうだったのか? 振り込め詐欺は問題だが、詐欺件数は戦前の方がはるかに多かった、明…
2015.08.05 16:00
週刊ポスト

戦争を回避することがでなかった理由を紐解く『昭和史講義』
【書籍紹介】『昭和史講義 ──最新研究で見る戦争への道』筒井清忠編/ちくま新書/950円 戦争を経験した著名人41人のメッセージ集。中国大陸から引き上げた漫画家のちばてつやは、中国人に助けられた体験を踏まえ…
2015.08.05 07:00
女性セブン

陛下の過去のお言葉から平和を求めるメッセージを読み解く本
【書籍紹介】『戦争をしない国 明仁天皇メッセージ』文・矢部宏治 写真・須田慎太郎/小学館/1000円+税 平成元年(1989年)の即位直後、明仁天皇は〈「(中略)みなさんとともに日本国憲法を守り、これに従っ…
2015.08.03 07:00
週刊ポスト

北川フラム氏が文化芸術と地域の再生の関係について考えた本
【書籍紹介】『ひらく美術 地域と人間のつながりを取り戻す』北川フラム/ちくま新書 820円+税 過疎化の進む新潟の地を舞台に、2000年から3年に1度開かれている芸術祭「越後妻有アートトリエンナーレ」。その総…
2015.08.02 16:00
週刊ポスト

【著者に訊け】本城雅人 スポーツ紙の内情描く『トリダシ』
【著者に訊け】本城雅人氏/『トリダシ』/文藝春秋/1750円+税〈四の五の言ってねえで、とりあえずニュース出せ〉──略して『トリダシ』。東西スポーツ野球部次長〈鳥飼義伸(とりかいよしいのぶ)〉の口癖であり…
2015.08.02 07:00
週刊ポスト

【書評】復権を果たしたビットコインの実によくできた仕組み
【書評】『仮想通貨 技術・法律・制度』岡田仁志・高橋郁夫・山崎重一郎著/東洋経済新報社/3000円+税【評者】森永卓郎(経済アナリスト) 昨年、仮想通貨のビットコインの交換取引を行なっていたマウントゴック…
2015.07.31 16:00
週刊ポスト

立川談志の弟子が手紙を書くような形で師匠の思い出を綴る本
【書籍紹介】『いつも心に立川談志』写真・橘蓮二 文・立川談四楼/講談社/1800円+税 舞台の上で見せる喜怒哀楽の表情から、楽屋での何気ない仕草、プライベートな場でのひとコマ──。2011年に他界した稀代の噺…
2015.07.30 07:00
週刊ポスト

音楽家が原発労働者を訪ね歩いて知られざる現実を記したルポ
【書籍紹介】『原発労働者』寺尾紗穂/講談社現代新書/760円+税 3.11以降にわかに注目を集めた原発だが、原発自体はそれ以前から各地で稼働しており、そこで働く労働者も多くいる。音楽家でもある著者がそんな労…
2015.07.25 16:00
週刊ポスト

『若草物語』『細雪』等に続く四姉妹もののマスターピース登場
【書籍紹介】『堀居姉妹の五月(1)』御徒町鳩/講談社/627円『若草物語』『細雪』に『阿修羅のごとく』。四姉妹のストーリーには忘れがたい名作がずらり。タイプの違う女性たちの選択が積み重ねられて、いつのま…
2015.07.24 16:00
女性セブン

【著者に訊け】『「私の履歴書」──昭和の先達に学ぶ生き方』
【著者に訊け】石田修大氏/『「私の履歴書」──昭和の先達に学ぶ生き方』/朝日新書/780円+税 社内では「裏の看板企画」と、暗に呼ばれているとか。昭和31年の第1回、鈴木茂三郎(当時社会党委員長)以来、連載5…
2015.07.23 16:00
週刊ポスト

【書評】現在の日本文学が全盛期であるということが分かる書
【書評】『日本文学100年の名作第10巻 2004-2013 バタフライ 和文タイプ事務所』/池内紀・川本三郎・松田哲夫 編/新潮文庫/890円+税【評者】嵐山光三郎(作家) 池内紀・川本三郎・松田哲夫編の「日本文学1…
2015.07.23 07:00
週刊ポスト

60か国以上を旅した著者が旅の極意や数々の失敗談を語った本
【書籍紹介】『旅の流儀』玉村豊男/中公新書/760円+税 フランス留学後に各国を放浪したのを皮切りに、旅行ガイドや取材で世界60か国以上を旅してきた著者が記した39章。旅の支度はパンツと靴下から、旅館の朝食…
2015.07.19 16:00
週刊ポスト
トピックス

《ますます雅子さまに似て…》愛子さま「あえて眉山を作らずハの字に落ちる眉」「頬の高い位置にピンクのチーク」専門家が単独公務でのメイクを絶賛 気品漂う“大人の横顔”
NEWSポストセブン

「骨盤とか、遺骨がまだ全部見つかっていないの」岡崎彩咲陽さんの親族が語った “冷めることのない怒り”「(警察は)遺族の質問に一切答えなかった」【川崎ストーカー殺人】
NEWSポストセブン

《新型iPhoneが発表》新機能へワクワク感高まるも「型落ち」でも充分?石原壮一郎氏が解説する“最新機種”に惑わされない方法
NEWSポストセブン

《真美子さんとの屋外プール時間も》大谷翔平のハワイ別荘騒動で…失われ続ける愛妻との「思い出の場所」
NEWSポストセブン

《3歳年上のインスタグラマー妻》阪神・中野拓夢の活躍支えた“姑直伝の芋煮”…日本シリーズに向けて深まる夫婦の絆
NEWSポストセブン

《前寮長が生徒3人への傷害容疑で書類送検》「今日中に殺すからな」ゴルフの名門・沖学園に激震、被害生徒らがコメント「厳罰を受けてほしい」

《マイケル没後16年》「僕だけしか知らないマイケル・ジャクソン」あのキング・オブ・ポップと過ごした60分間を初告白!
NEWSポストセブン

【七代目山口組へのカウントダウン】司忍組長、竹内照明若頭が夏休み返上…頻発する「臨時人事異動」 関係者が気を揉む「弘道会独占体制」への懸念
NEWSポストセブン

《テレビ関係者が熱視線》『世界陸上』再登板で変わる織田裕二、バラエティで見せる“嘘がないリアクション” 『踊る』続編も控え、再注目の存在に
NEWSポストセブン

《ベビーカーショットの初孫に初コメント》小室圭さんは「あなたにふさわしい人」…秋篠宮妃紀子さまが”木香薔薇”に隠した眞子さんへのメッセージ 圭さんは「あなたにふさわしい人」
NEWSポストセブン

《大谷翔平、結婚2年目の試練》信頼する代理人が提訴され強いショックを受けた真美子さん 育児に戸惑いチームの夫人会も不参加で孤独感
女性セブン

《新浪剛史氏は潔白を主張》 “違法サプリ”送った「知人女性」の素性「国民的女優も通うマッサージ店を経営」「水素水コラムを40回近く連載」 警察は捜査を継続中
NEWSポストセブン