芸能

30代以上女性が選ぶ「好きな夫婦」 友和・百恵が第1位

 11月22日は「いい夫婦の日」。そこで、30代以上の女性100人を対象に「好きな夫婦」に関するアンケートを実施した。好きな有名人夫婦を5組挙げてらうという方法で実施したアンケートの結果は以下の通り。

第1位 三浦友和・山口百恵(34票)
第2位 佐々木健介・北斗晶(32票)
第3位 桑田佳祐・原由子(25票)
第3位 唐沢寿明・山口智子(25票)
第5位 堺雅人・菅野美穂(24票)
第6位 水谷豊・伊藤蘭(20票)
第6位 江口洋介・森高千里(20票)
第8位 市村正親・篠原涼子(18票)
第9位 鈴木おさむ・大島美幸(15票)
第10位 田中将大・里田まい(14票)

「好きな有名人夫婦」ランキングで堂々の第1位に輝いた夫婦は、三浦友和・山口百恵夫妻。昭和のトップアイドル同士の結婚は、1980年11月。それ以降、山口は公の場に一切姿を見せず専業主婦を貫いている。そして妻を一途に愛し続ける三浦。そんなふたりに称賛の声が上がった。

「妻は家のことをしっかり守り、夫はしっかり仕事に邁進する。理想の夫婦のかたちです」(38才)

 結婚後、山口は2人の男児を出産。2人とも、両親に憧れ、芸能界入りしている。

「息子さん2人が順調に育ち、子育てが成功していることも素晴らしい」(60才)

 第2位は、佐々木健介・北斗晶夫妻。北斗は鬼嫁のイメージが強いが、テレビで見せる節約キャラや料理上手キャラからか、彼女を支持する声は多かった。

「乱暴そうに見えて、奥さんがすごく家庭的。そのギャップもいい」(52才)
「豪快で気の利くお母さんという印象で家族への愛情を感じます」(45才)

 コラムニストの辛酸なめ子さんは、佐々木・北斗夫妻のこんな部分に人気の理由があると話す。

「家族で食べ放題に挑戦する企画によく出演されています。全員で金額分の元を取るためにはどうしたらいいか必死で考えています。そうした姿に共感して身近に感じるから好感が持てるんでしょう」

 上位を見ると、いずれも家庭的な妻という印象だが、まさに「相棒」のような関係で人気なのが、第6位の水谷豊・伊藤蘭夫妻。お互いを「さん」づけで呼び合うパートナーだ。

「テレビのおふたりのインタビューで“何でも話し合える”と言っていて本当に仲よさそうでした」(43才)

 ちなみに、ふたりで変装して、劇場版『相棒』を映画館に見に行ったこともあるという。

 5位の堺雅人・菅野美穂夫妻も「相棒」に負けず劣らず仲睦まじいことで知られている。ふたりで山手線に乗ったり、スーパーで買い物したり…。

「普通の感覚を忘れないでふたりともそれを楽しんでいそう。派手さを好まない、そんな変わることのない庶民感覚がステキです」(44才)

 好きな夫婦トップ10には、こんな共通したイメージがあると、夫婦問題に詳しい恋人・夫婦仲相談所所長の二松まゆみさんは言う。

「妻が家事をしっかりやっているという印象をみなさん受けます。旦那さんは、それに感謝しながら外で働く。典型的な昭和の夫婦の形です。現在、多くの主婦は経済的事情で外で働かなければなりません。そうしたなかでも家事をきちんとこなしている妻でありたい――選んだ主婦たちはそれを実践していそうな妻を選んだのでしょう」

※女性セブン2014年11月27日号

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