芸能

黒すぎる岡副麻希に見る、スポーツ専門女性キャスター待望論

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、女性スポーツキャスター事情について考察する。

 * * *
「どうして、こんなに黒いのか」

 一目見たら、フジテレビに問い合わせの電話を入れたくなってしまうのが『めざましテレビ』『めざましテレビアクア』『めざましどようび』(フジテレビ系)に出演している岡副(おかぞえ)麻希だ。

 色白の女子アナ、キャスター陣と並ぶと、まるで罰ゲームでもさせられているかのような黒さ。地黒とか日焼けとかいうレベルではなく、本当に真っ黒で、一部ネットでは、「女松崎しげる」と言われているほどなのである。

 プロフィールの特技を見ると、水泳、遠泳、水球とあり、納得。特にフィンスイミング。日本選手権1500mでは優勝経験がある(早稲田大学3年生時)というのだから本物だ。

『めざまし~』のキャスター陣の中ではもっともギャルっぽく、映画『ヒロイン失格』に主演している桐谷美玲に「そっくり」とも言われ、桐谷曰く「私のマネージャーさんも言ってた」そうなのだが、実際に並んでみたら、全く似ていなかった。黒すぎる肌が邪魔をしていたからに他ならない。

 だが、運動神経の良さは抜群で、スポーツ系の挑戦をさせるとグッと存在感を表す岡副。黒すぎることを除けば、もっともモデルっぽいルックスだし、“桐谷要員”として担ぎ出されることもあるのだが、もっとスポーツに特化してみてはどうだろう。

 もう少し活動的なのかと思いきや、意外にも“もっさり”している(失礼)永島優美や、いまのところ、とっちらかる場面しか私は見たことがない小澤陽子アナらに比べると、岡副さんは視聴者人気が高いように思う。さらなる出演場面を期待している。

 スポーツウーマンのキャスターと言えば、山岸舞彩がついに『NEWS ZERO』(日本テレビ系)を卒業。引退してしまった。水泳とゴルフが得意で、彼女も年中、日焼けをしていたし、「肩さん」というニックネームがついてしまうほど肩幅の広さを誇った。フリーアナは、お天気<スポーツ<ニュースというのがステップアップのように思われていて、まさしく舞彩ちゃんも、その通りに歩んだのだが、彼女がもっとも輝いていたのは『サタデースポーツ』『サンデースポーツ』(NHK)だったと思う。スポーツキャスターとして大成してほしかった。本当に残念だ。

関連記事

トピックス

『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一
《どうなる“新宿DASH”》「春先から見かけない」「撮影の頻度が激減して…」国分太一の名物コーナーのロケ現場に起きていた“異変”【鉄腕DASHを降板】
NEWSポストセブン
混み合う通勤通学電車(イメージ)
《“前リュック論争”だけじゃない》ラッシュの電車内で本当に迷惑な人たち 扉付近で動かない「狛犬ポジション」、「肩や肘にかけたままのトートバッグ」
NEWSポストセブン
日本のエースとして君臨した“マエケン”こと前田健太投手(本人のインスタグラムより)
《途絶えたSNS更新》前田健太投手、元女子アナ妻が緊急渡米の目的「カラオケやラーメン…日本での生活を満喫」から一転 32枚の大量写真に込められた意味
NEWSポストセブン
リフォームが本当に必要なのか戸惑っているうちに話を進めてはいけない(イメージ)
《急増》\"見た目は好青年\"のケースも リフォーム詐欺業者の悪質な手口と被害に遭わないための意外な撃退法 
NEWSポストセブン
1985年春、ハワイにて。ファースト写真集撮影時
《突然の訃報に「我慢してください」》“芸能界の父”が明かした中山美穂さんの最期、「警察から帰された美穂との対面」と検死の結果
NEWSポストセブン
出廷した水原被告(右は妻とともに住んでいたニューポートビーチの自宅)
《水原一平がついに収監》最愛の妻・Aさんが姿を消した…「両親を亡くし、家族は一平さんだけ」刑務所行きの夫を待ち受ける「囚人同士の性的嫌がらせ」
NEWSポストセブン
夫・井上康生の不倫報道から2年(左・HPより)
《柔道・井上康生の黒帯バスローブ不倫報道から2年》妻・東原亜希の選択した沈黙の「返し技」、夫は国際柔道連盟の新理事に就任の大出世
NEWSポストセブン
新潟で農業を学ことを宣言したローラ
《現地徹底取材》本名「佐藤えり」公開のローラが始めたニッポンの農業への“本気度”「黒のショートパンツをはいて、すごくスタイルが良くて」目撃した女性が証言
NEWSポストセブン
妻とは2015年に結婚した国分太一
《セクハラに該当する行為》TOKIO・国分太一、元テレビ局員の年下妻への“裏切り”「調子に乗るなと言ってくれる」存在
NEWSポストセブン
歴史学者の河西秀哉氏
【「愛子天皇」の誕生を希望】歴史学者・河西秀哉氏「悠仁さまに代替わりしてから議論しては手遅れだ」 皇位継承の安定を図るには“シンプルな制度”が必要
週刊ポスト
無期限の活動休止を発表した国分太一
「給料もらっているんだからさ〜」国分太一、若手スタッフが気遣った“良かれと思って”発言 副社長としては「即レス・フッ軽」で業界関係者から高評価
NEWSポストセブン
ブラジル訪問を終えられた佳子さま(時事通信フォト)
《クッキーにケーキ、ゼリー菓子を…》佳子さま、ブラジル国内線のエコノミー席に居合わせた乗客が明かした機内での様子
NEWSポストセブン
日本のエースとして君臨した“マエケン”こと前田健太投手(本人のインスタグラムより)
《途絶えたSNS更新》前田健太投手、元女子アナ妻が緊急渡米の目的「カラオケやラーメン…日本での生活を満喫」から一転 32枚の大量写真に込められた意味
NEWSポストセブン