◆指先をきれいにするのは女のプライド
ともかく萬田の渾身の演技から、視聴者は片時も目が離せなくなっている。それゆえに気づかれた“あること”が、今『あさが来た』ファンの間で騒がれている。それは萬田の「きれいすぎる爪」。
「同ドラマの設定は幕末から明治時代。しかも菊は、たしかに以前は老舗両替商の女将でしたが、今は農作業でなんとか食いつないでいる一家のひとりにすぎません。しかし萬田さんの手元がアップになったとき、きれいに整えられた爪が、ネイルのような乳白色につややかに輝いていたようで、そこに視聴者が疑問を持っているという状況なのです」(テレビ局関係者)
視聴者から「萬田久子さんの爪が気になってしょうがない」「こういう違和感感じることのない朝ドラだったのでびっくりぽんや!」「あの手は苦労人の手じゃない」などと指摘が相次いだ。
事態を重くみたのか、NHK側は、番組ホームページ上のスタッフブログに、11月11日付けで異例のコメントを掲載した。
《菊さんの爪に「マニキュア」やらいう舶来のもんが塗ってあるんとちがうか?いう噂が巷で流れているらしいだす。とんでもないだす!菊さんの爪には何にも塗ってないだす。元々、大阪随一の老舗両替屋「山王寺屋」の奥様だす。おちぶれても畑仕事なんかで手を汚したりはせえへんのだす。指先だけでもきれいにしとくのは、最後の女のプライドだす! ※本当に菊さんの爪には何も塗られておりません》
この反論後、今度は「57才であの手は美しすぎる」との声が出ているという。
※女性セブン2015年12月10日号