芸能

2016年注目の若手女優 杉咲花、川栄李奈らの演技に期待集まる

女優としての評価を高めている川栄李奈

 今年はいったいどんな女優がテレビ界や映画界を彩るのか――。朝ドラ出演女優から逸材アイドルまで、テレビ解説者の木村隆志さんが女優として活躍が期待される4人をピックアップ。彼女たちの魅力や演技力について解説する。

 * * *
 主演女優だけでなく、助演女優もブレイクするなど、今や芸能界最大の女優登竜門は朝ドラ。春から放送される『とと姉ちゃん』(NHK)のヒロインは高畑充希さんですが、彼女はすでに実績十分だけに、姉妹役や友人役にも注目が集まりそうです。

 妹役の杉咲花さん(18歳)は、30作を超える出演歴を持つなど、すでに実績十分。『夜行観覧車』(TBS系)では暴力をふるう中学生、『なぞの転校生』(テレビ東京系)では架空の星から来た姫などの難役を次々にこなすなど、「同世代ナンバーワン」の呼び声も高い実力派です。喜怒哀楽の強弱が巧みな憑依型の女優だけに、映画業界での評価も高く、今年も『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』『湯を沸かすほどの熱い愛』への出演を予定しています。

 ヒロインが居候する仕出し屋の娘役で出演する川栄李奈さん(20歳)にも注目。昨年8月にAKB48を卒業したばかりですが、直後に舞台『AZUMI 幕末編』の主演を務め、演出を手がけた岡村俊一さんから「演劇界で1位を獲れる」と絶賛されました。どんな番組やステージでも瞬時にその場の空気に染まれる勘の良さは、女優でこそ輝く資質。朝ドラ出演は前田敦子さんや大島優子さんも未経験で、AKB48卒業生初の快挙であり、所属事務所もAKBの運営会社AKSからエイベックス・ヴァンガードに移籍するなど、その可能性は広がる一方です。

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン