ここ数年、顔やスタイルが良く頭もいい、芝居もうまいと多才でハイレベルなイケメンが溢れ、イケメン戦国時代が続く芸能界。これまでは三浦春馬や福士蒼汰、山崎賢人といった、手の届かない王子系イケメンが主流だったが、2016年は流れが変わりそうな様相。
俳優の鈴木亮平やラグビー日本代表の五郎丸歩選手の人気を機に、もしかしたら身近にいるかもとリアルに妄想できる“リアルイケメン”がくると、イケメン評論家の沖直実さんは予想する。そこで、2016年ブレイクに期待がかかる注目株のイケメン俳優5人を選出してもらった。
イチオシは、大人イケメンの眞島秀和(39才)。去年は『軍師官兵衛』(NHK)『アリスの棘』(TBS系)『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)『シンデレラデート』(東海テレビ)など10本以上のドラマに出演し、今年も『まっしろ』(TBS系)や『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)などの連続ドラマに出演している。
「眞島さんをいろいろなドラマで見て気になっている人は多かったと思います。決定打は昼ドラ『シンデレラデート』での星野真里さんの相手役。旦那がいる星野さんと恋愛する役ですが、品があって、大人の男って感じがすごくよかったんです。“誰この人!?”と主婦たちはざわついていました。
180cmの長身でバスケとスキーが得意で進学校を出ていて非の打ち所がないのに、脇役が多く、キラキラしていない日陰の感じがたまらない。主役でずっと王道をきている眩しい太陽タイプのイケメンよりも、月のような日陰タイプが好きな女性は妄想をかき立てられたり、自分が発掘した感もいい。芸歴が長く、必ずいいポジションの脇役を抑えているので、来年は長谷川博己さんみたいな感じでブレイクする予感がします」(沖さん、以下「」内同)