芸能

ベッキー復帰は7月か? その前に改めて本音会見を

 当時も視聴者はさまざまな想いを抱きながらワイドショーを見ていたと思う。が、その意見の大半は表沙汰になることがなかった。

 しかし、いまはネットがある。そのことを芸能人や芸能プロダクションはもっと重要視すべきではないか。起こってしまったことはしかたがない。が、テレビカメラの向こうは“お茶の間”だけではなく、パソコンやスマホを介した“ネット民”がいることを知って会見の内容や構成を考えるべきなのではないだろうか。

 ベッキーを「降板」ではなく「休養」にして彼女の復帰を待ち続けているテレビ局側も、スポンサーも、このネット民のジャッジというのをひじょうに気にしているフシがある。

 ネット民といっても、一昔前と違って、一部の特殊な人たちを表しているのではない。年齢層で区切ると、F4、M4(60才以上の女性と男性)から下、F3、M3(50才以上の女性と男性)の半数ほどはもう、視聴者=SNSに馴染みのあるネット民と言ってもいいのではないか。もちろん、それより下からT(ティーンエイジャー)は全員だろう。

『週刊文春』の第一報から、テレビ局やスポンサーには「ベッキーを出しているということは不倫を肯定しているのか」「子供に説明がつかない」といった“御意見”が多数寄せられた。

 昨年中に収録している番組が多く、編集で、ベッキーの出演シーンをできるだけカットしていたのに、この反応は収まらなかった。

 休養後は、「なぜ休養なのか、降板ではないのか」という御意見に変わった。一手間かかる電話や葉書ではなくメールだったからなのか、その数は驚くべきものだったのである。

 そして“ベッキーの手紙”報道後のネットの反応も、ひじょうに厳しいものとなった。コメンテーターの中にも「あざとい」「我慢がない」と言う人がいて、「来月」とも言われるベッキーの復帰は、そう簡単にはいかないと予測される。

 過去にも不倫が原因で仕事を失った芸能人が居た。たとえば「不倫は文化」の石田純一は、当時、ニュースキャスターをしていたが、その番組を結果的に降ろされた。いまではご存知の視聴者もだいぶ少なくなっただろうが、『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)の「J」は「純一」の頭文字だったのである。

 最近では麻木久仁子か。彼女に夫を略奪された大桃美代子が、離婚してずいぶん経ってからTwitterで怒りをぶちまけたことから明らかになったこの騒動。当初、バッシングされたのは大桃だったが、元夫の山路徹氏と麻木が結婚していたことが大桃の会見でわかり、流れはいっきに変わった。

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン