国内

梅田彩佳 7日しかなかった昭和64年「あるある」を語る

 昭和64年、昭和天皇崩御という大きなニュースに埋もれた少女誘拐殺人事件を描いた映画『64―ロクヨン―』(東宝系)が話題。7日間しかなかった「昭和64年」は、インターネット上で都市伝説のように扱われてもいる。しかしあの7日間は確かに存在し、誰もが通り過ぎてきた日々だ。そこで、1月3日から7日までを振り返ってみよう。

■1月3日
“ロクヨン”に産声を上げたベビーはおよそ2万3900人(1989年の出生総数124万6802人から算出)。有名人では体操の内村航平選手(27才)や、4月にAKB48を卒業した梅田彩佳(27才)がこの日、誕生した。梅田は言う。

「本当は昭和63年12月23日に生まれる予定が、長引いたそうです。でもロクヨンでよかった。すごくレアだし、初対面でも盛り上がれますから。同郷の内村選手とはお会いしたことないんですけど、ロクヨン話をしてみたいですね。ひそかに妙な連帯感を持っていたんです。

 ただロクヨン生まれだったことで、高校受験の願書にある生年月日のところが、昭和63年生まれか平成元年生まれしか選択肢がなくて、先生から“お前は平成元年にしとけ”と言われ、本当は昭和64年なのに!と思ったことがありました。今でも市役所や区役所ですぐわかってもらえないのも“ロクヨンあるある”です」

■1月4日
 美空ひばりさん(享年52)の生涯最後のワンマンショー『春一番!熱唱美空ひばり』(TBS系)が放送されたこの日。『川の流れのように』を歌唱後、森繁久彌さん(享年96)の激励を受け、号泣したことで話題に。

「体調がすぐれないはずなのに、気迫がすごかったですよね。後日“この番組が最後になるのよ”ってひばりさん自身が言ってたって知って、私も泣きましたねぇ…」(67才・パート)

■1月5日
 最高視聴率44%を記録した連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』(NHK、昭和63年10月~平成元年4月)が放送されていたこの頃。山口智子(51才)と唐沢寿明(53才)が結婚したきっかけが同ドラマでの兄妹での初共演だった。

 海の向こうでは、かねてから不仲が伝えられていたマドンナ(57才)とショーン・ペン(55才)のお騒がせカップルが離婚。世界に衝撃が走った。

■1月6日
 新聞の小さなベタ記事で報道されたのが小柳ルミ子(63才)の結婚。まだ年下男性との結婚が多くないなか、小柳の相手が13才下の無名のバックダンサーだった大澄賢也(50才)とあってニュースに。ラブラブ会見も話題を呼んでいた。

 また、この日に衝撃をもって伝えられたのが、昭和30年代に一世を風靡したタレント桜京美さん(享年58)が自宅で亡くなり、死後2か月経って発見された事件。当時はまだ「孤独死」という言葉はなかった。

 この日は、昨年プロボクサーを引退した、亀田大毅(27才)の誕生日でもある。

関連記事

トピックス

長男・泰介君の誕生日祝い
妻と子供3人を失った警察官・大間圭介さん「『純烈』さんに憧れて…」始めたギター弾き語り「後悔のないように生きたい」考え始めた家族の三回忌【能登半島地震から2年】
NEWSポストセブン
古谷敏氏(左)と藤岡弘、氏による二大ヒーロー夢の初対談
【二大ヒーロー夢の初対談】60周年ウルトラマン&55周年仮面ライダー、古谷敏と藤岡弘、が明かす秘話 「それぞれの生みの親が僕たちへ語りかけてくれた言葉が、ここまで導いてくれた」
週刊ポスト
小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン