「おばあちゃんにはたくさん孫がいるけど、年号が変わるという大変重大なことがあって、おれの誕生日は忘れられないって言ってくれる。昭和64年生まれの人には、ほぼ会ったことがないから、やっぱり“ロクヨン”って言われるのは特別感があってうれしいですね」(亀田)
■1月7日
午前6時33分、昭和天皇が崩御され、元号は昭和から平成へと変わった。号外には人が群がり、皇居前には弔問の人波が続いた。そしてこの日から2日間、各局のテレビはCM抜きになる。
「歌番組もクイズもドラマもなし。陛下の葬儀にあたる“大喪の礼”はBGMなしで放送されて…おごそかだけど、息が詰まる思いもあり、レンタルビデオ店に行ったら、在庫がすっからかんだったことを思い出します」(47才・会社経営)
東京ディズニーランドでは、開園後初めて園内でニュースが流され、派手なパレードや野外ショーは中止された。百貨店やスーパーはおおむね開店、公共機関も通常通り営業していた。
昭和天皇の孫(第一皇女・東久邇成子さんの次男)である壬生基博さんが、過去に本誌で陛下の思い出を語ってくれている。
「大変やさしいおじじさまで、小さい時から叱られた記憶は一度もありません。小学館の『小学何年生』など、いつも毎月送ってもらっていました」
※女性セブン2016年6月23日号