同ドラマには、「国民の愛人」と称される橋本マナミ(31)も出演し、その存在感を見せつけた。圧巻だったのは、路上の片隅で橋本が「ご褒美よ」と言いながら、口に含んだ飴玉をキスしながら男に口移しするシーン。唇から唇へ移動する飴玉がネットリと唾の糸を引き、多くの視聴者を熱狂させた。
さらに男が橋本の赤いミニスカートをたくしあげると、黒いガーターベルトをまとった美脚が顕わになり、興奮度はマックスに。他にも男モノのワイシャツを着たままシャワールームで立ちバックを披露。シャワーの水が橋本の顔と体に降りかかり、ビショビショに濡れる姿もまた妖艶だ。
橋本の色香も捨てがたいが、本誌が今回の「濡れ場主演女優賞」に推したいのは、映画『シェル・コレクター』の寺島しのぶ(43)である。
病に冒された画家を演じる寺島は、海辺の小屋で服を脱ぎ捨て、一糸まとわぬ姿になり、椅子に座る初老の学者にまたがる。「ふぅ……あっ」と吐息を漏らしながら、剥き出しになった乳房を男の眼前に突き出す。そして恍惚の表情を浮かべ、胸を揺らしながら腰を振り続ける寺島。彼女はあそこを男の股間に擦りつけるようにねっとりと臀部を動かす。その生々しさは思わず生唾をゴクリとさせられる。
「この映画で寺島は3回も脱いでいて、いずれも40代とは思えない張りのある胸とお尻を惜しげもなく曝していました。寺島さんの濡れ場への思いは半端じゃなく、現場では『本当に挿入しているのでは?』との声も出たほどです」(別の映画関係者)
寺島は同作の公開初日の舞台挨拶で、こう語った。
「子供を産んだあとでもこういう役がもらえるんだ、と思った」
誠に勝手ながら、このコメントを「濡れ場主演女優賞」の「受賞の言葉」とさせて頂きます。下半期もさらなる女優たちの脱ぎっぷりに期待したい。
※週刊ポスト2016年7月1日号