スポーツ

江本孟紀氏「巨人は山田、柳田、大谷を獲りに行けばいい」

二刀流で活躍する大谷翔平

 広島の歴史的な独走を許した巨人。熱狂的な巨人ファンとして知られるタレントのヨネスケ氏は、今季の戦いぶりをこう振り返る。

「長嶋監督が最初に就任した1年目(1975年)に最下位になった、あの状況とよく似ていますよ。長嶋さんは当時の戦力ダウンの原因を“自分が抜けたから”といいましたが、ヨシノブ監督(高橋由伸)も同じ気持ちでしょう」

 引退即監督に据えられ、チーム構想も立てられなかった。ギャレット(35)を使うつもりだったファーストには阿部慎之助(37)が納まってしまった。正捕手の小林誠司(27)も思うように成長しない。広島のように日替わりでヒーローが出てくることもない。

「これじゃ新人監督の采配以前の問題。手の打ちようがなかったんですよ。それでよく2位になったと思います。長嶋さんだって最下位だったんですから」(ヨネスケ氏)

 その長嶋巨人は2年目に大型補強を敢行している。日ハムから張本勲、太平洋クラブから加藤初と伊原春樹、阪急から水谷孝、広島からは小俣進を獲得。新外国人投手としてライトを迎え入れ、ドラフトでは篠塚利夫、中畑清、山本功児らを加入させて見事、3年ぶりの優勝に輝いたのだった。

「だからヨシノブ巨人も、大補強をして3年ぶりの来季優勝を目指すしかない」

 というのは、辛口評論で鳴らす江本孟紀氏である。

関連記事

トピックス

無期限の活動休止を発表した国分太一(50)。地元でもショックの声が──
《地元にも波紋》「デビュー前はそこの公園で不良仲間とよくだべってたよ」国分太一の知られざる “ヤンチャなTOKIO前夜” 同級生も落胆「アイツだけは不祥事起こさないと…」 【無期限活動停止を発表】
NEWSポストセブン
広島県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年6月、広島県。撮影/JMPA)
皇后雅子さま、広島ご訪問で見せたグレーのセットアップ 31年前の装いと共通する「祈りの品格」 
NEWSポストセブン
草野刑事を演じた倉田保昭と響刑事役の藤田三保子が当時を振り返る(撮影/横田紋子)
放送50年『Gメン\\\\\\\'75』 「草野刑事」倉田保昭×「響刑事」藤田三保子が特別対談 「俺が来たからもう大丈夫だ」丹波哲郎が演じたビッグな男・黒木警視の安心感
週刊ポスト
月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』主演の中井貴一と小泉今日子
今春最大の話題作『最後から二番目の恋』最終話で見届けたい3つの着地点 “続・続・続編”の可能性は? 
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一(右/時事通信フォトより)
《あだ名はジャニーズの風紀委員》無期限活動休止・国分太一の“イジリ系素顔”「しっかりしている分、怒ると“ネチネチ系”で…」 “セクハラに該当”との情報も
NEWSポストセブン
『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一
《どうなる“新宿DASH”》「春先から見かけない」「撮影の頻度が激減して…」国分太一の名物コーナーのロケ現場に起きていた“異変”【鉄腕DASHを降板】
NEWSポストセブン
日本のエースとして君臨した“マエケン”こと前田健太投手(本人のインスタグラムより)
《途絶えたSNS更新》前田健太投手、元女子アナ妻が緊急渡米の目的「カラオケやラーメン…日本での生活を満喫」から一転 32枚の大量写真に込められた意味
NEWSポストセブン
出廷した水原被告(右は妻とともに住んでいたニューポートビーチの自宅)
《水原一平がついに収監》最愛の妻・Aさんが姿を消した…「両親を亡くし、家族は一平さんだけ」刑務所行きの夫を待ち受ける「囚人同士の性的嫌がらせ」
NEWSポストセブン
中世史研究者の本郷恵子氏(本人提供)
【「愛子天皇」の誕生を願う有識者が提言】中世史研究者・本郷恵子氏「旧皇族男子の養子案は女性皇族の“使い捨て”につながる」
週刊ポスト
夫・井上康生の不倫報道から2年(左・HPより)
《柔道・井上康生の黒帯バスローブ不倫報道から2年》妻・東原亜希の選択した沈黙の「返し技」、夫は国際柔道連盟の新理事に就任の大出世
NEWSポストセブン
新潟で農業を学ことを宣言したローラ
《現地徹底取材》本名「佐藤えり」公開のローラが始めたニッポンの農業への“本気度”「黒のショートパンツをはいて、すごくスタイルが良くて」目撃した女性が証言
NEWSポストセブン
1985年春、ハワイにて。ファースト写真集撮影時
《突然の訃報に「我慢してください」》“芸能界の父”が明かした中山美穂さんの最期、「警察から帰された美穂との対面」と検死の結果
NEWSポストセブン