「秋篠宮さまが小学生の頃、飼っていたテンジクネズミ(モルモット)を池で泳がせようとして、死なせてしまったことがありました。ちょうど通りかかられた陛下に、秋篠宮さまは“池で泳がそうとしたら、死んじゃった”と。次の瞬間、陛下は黙ったまま秋篠宮さまを池に投げ込まれたのです。命の尊さを身をもって教えるためのものでした」(別の宮内庁関係者)
1981年、紀宮さま(黒田清子さん)が12才の誕生日を迎えたときには、両陛下は紀州犬をプレゼントされている。
「その犬は『千代』と名づけられ、紀宮さまが愛情を持って育てられました。ですが92年、紀宮さまの海外訪問中に千代は預けられた知人のもとから逃げ出してしまい、その後、行方知れずになってしまいました」(前出・宮内庁関係者)
陛下はハゼやたぬき、秋篠宮さまはナマズや鳥類などの研究者としての面も持たれる。悠仁さまも同様で、最近は昆虫の研究に余念がないという。
「宮邸の隣にしつらえた田んぼでヤゴやタガメを観察されたりする他、以前は大きな蛾を飼われていたこともありました。とはいえすべてが“研究対象”というわけではありません。実は、秋篠宮さまと悠仁さまは大型犬を飼われたいと望まれているのですが、紀子さまに“大きな犬だと悠仁が引っ張られて危ない”と反対され、未だ夢は叶っていないそうです」(秋篠宮家関係者)
皇族方とご一緒に、動物たちもまた、かけがえのない時間を過ごしてゆく。
撮影■雑誌協会代表取材
※女性セブン2017年1月5・12日号