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2017.02.15 07:00  NEWSポストセブン

落語家の時代劇悪役はなぜ怖いのか 春風亭昇太、小朝も

 しかし、そんな昇太の前に「ちょっと待った!」とばかりに立ちはだかった先輩落語家がいる。NHK BS時代劇『雲霧仁左衛門3』の春風亭小朝だ。小朝は主人公・雲霧仁左衛門(中井貴一)に裏金を奪われ、彼らに復讐をしようとあの手この手を考える藤堂家の家老・磯部役。悪の黒幕だ。ただし、こちらは昇太義元とは対照的。密談をするため、商家の座敷にわざわざ駕籠で乗り込んだり、悪だくみを思いつくと、「ふふふ、面白くってきたぞ」と、池の鯉のエサの麩をバリバリと握りつぶしたり。冷たい顔をした殺し屋剣豪(板尾創路)に指示したり。いかにも悪役。何を考えているのかわからない義元とは違って、わかりやすいのである。

 昇太はトレードマークのメガネをはずすと別人のような怖い顔になり、小朝はやはりトレードマークの金髪を封じると悪役に。ふたりの不気味顔対決は、あと少し続く。今のところ、義元の不気味さが勝っている気がするが、最終対決に向けて、「微笑みながら悪い事を考える」小朝家老が何を仕掛けるか。目が離せない。

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