しかし、6年もの間、“本命”がいたということなのか。マスコミもファンの皆さんも、決して急いではいないが、中居本人からのコメントが待たれるところではある。
15日、私が出演していた水曜『バイキング』(フジテレビ系)では、「同じ“結婚不適合者”だと思っていたのに…」とMCの坂上忍がまず驚いた。中居と親交もある坂上は、「全く知りませんでした。そんな匂い、僕は微塵も感じたことはない」と。
その後、レギュラーのおぎやはぎ小木博明が、こんなエピソードを明かした。「1年ぐらい前から、裏で俺に結婚の良さを聞いて来た。『結婚っていいの?』『子供って、かわいいの?』って。さんざん俺からすごい子供の良さを引き出しておいて、『信じられねえな、それ』って」というものだ。
実は私も、中居から突然、結婚観を打ち明けられたことがある。あれはもう3年半前のこと。中居が主演したドラマ『ATARU』(TBS系)が映画化され、そのキャンペーンで名古屋を訪れ、『ドデスカ!』(メ~テレ)で単独インタビューをさせてもらったときだ。
作品の話や、名古屋の想い出、「好きなおにぎりの具は何か」を、名古屋名物“天むす”を含んだ10種ほどのおにぎりの中から選んでもらったり、既に進んでいた中居プロデュースの舞祭組の話など、こちらが用意した質問にすべて快く答えてくれた中居。
そのとき、共にインタビューしていたメ~テレの竹田基起アナウンサーが、前日に東京開催が決定した2020年のオリンピックについて中居に振ったときのことである。
竹田アナとしては、五輪キャスターとして現地にも度々行っていたり、アスリートとの交流も多い中居に、キャスターとして、どう関わりたいかを聴きたかったのだと思われる。
だが中居は、「(2020年までに)子供を作って、子供に見せたいなって(思う)」と、自分から切り出したのである。