ユチョンは昨年6月に風俗店のトイレで女性に性的暴行を加えたとして刑事告訴されたが(後に原告が被害取り下げ)、ファンは彼を信じて待ち続けた。しかし、立て続けに報道される色恋沙汰を前に、さすがのファンも心が折れたらしい。
ユチョンファンによるブログが続々と閉鎖している最中、別の韓国芸能関係者からこんな声も聞こえてくる。
「ユチョンの件もそうなんだけど、ジュンス(30才)やジェジュン(31才)を含めて、ファンはJYJというグループに希望を持ちづらくなっているんじゃないかな。このところ3人ともバラバラですからね…」
今、JYJは岐路に立っている。
◆芸能界への執着が薄れている
前述の通り、兵役中の婦女暴行疑惑や結婚発表、路チュー写真まで、ファンを落胆させる報道が相次いだユチョン。最近の彼の行動について、韓国のスポーツ紙記者が語る。
「彼の中で、芸能界への執着が薄れているようです。入隊前にも“徐々に人気がなくなっていけばいい”と話していましたからね。東方神起時代から14年間走り続けてきて、疲れた部分があったのかもしれません。実際、婦女暴行疑惑のダメージで、韓国内での復帰は相当難しい状況です。完全に引退するかどうかはさておき、結婚後、ハナさんの莫大な株配当だけでも食べていけるともいわれている。結婚発表も路チューも、ファンが離れることをわかった上でやっていた節もあるんじゃないでしょうか」
「アジア一の歌声」といわれるカリスマ、ジュンスにも暗雲が立ちこめている。彼は今年2月より兵役中だが、入隊直前まで「詰め込みすぎでは」とファンに心配されるほどの過密スケジュールをこなしていた。
「金銭的な理由があったようです。ジュンスは2011年に約300億ウォン(30億円)かけて済州島にホテルを建てたのですが、オープンからほどなくして閑古鳥。建築会社から工事代金の未払いを巡って訴訟を起こされるなどさんざんな結果となりました。
今年1月、経営難を理由にホテルは売却しています。まとまったお金が入り用で、入隊前の過密スケジュールに繋がったのでしょう。ギャラの面からか、除隊後もグループよりソロ活動に意欲的だといわれています」(前出・韓国スポーツ紙記者)