「渡辺さんが謝罪会見を開いて、一応の決着をみているなかで、それでも南さんが衝撃告白をしてしまった理由は、まだ渡辺さんのことを許せていないからでしょう。世間ではよく“浮気か本気か”で、許すか許さないかが分かれるといわれます。でも南さんの場合、動物行動学的にいうと重要なファクターは“南さんと渡辺さんの間に子供がいないこと”と、“不倫相手が未婚で、妊娠が望める年齢だったこと”の2つです。
年齢的に、この先南さんが妊娠することは考えにくい。そうすると、“渡辺さんの遺伝子を残せなかった自分”と、“渡辺さんの遺伝子を残す可能性のあった相手女性”を無意識に比べてしまい、劣等感にさいなまれるんです。南さんのようなケースではその不安感を打ち消すことが難しく、結果として、いつまで経っても許せないということになるんです。もちろんバッサリ離婚という結論に至ることができれば切り替えられるとも思いますが、そうでもない。南さんの中には渡辺さんへの愛情も残っているのでしょう」
そうなるといつまで経っても渡辺は針のむしろ。「参った困った」と弱音が聞こえてきそうだが、どうすれば許してもらえるのか。
「渡辺さんとしては、今後不倫をする余地がないことを示すというのが1つの解決案かなと思います。人間はほ乳類としては珍しく、夫婦関係がありながら頻繁に別行動をとります。その間に、不倫が発生するんです。ですから別行動をとらないとか、連絡を頻繁にとり、他の女性に気が向いている時間が一切ないということを見せるのが、最も効果的だと思います」(前出・竹内さん)
難しいところだ。
※女性セブン2017年10月19日号