芸人とタレントによるコラボで最近多いのがブルゾンちえみwithBだ。両脇にいるwithBことブリリアンの2人が「スカイ」「オーシャン」などとそれぞれ一言ずつ言った後、ブルゾンが「ブルゾンちえみ」と放ち、「withB!」という最後のフレーズで3人とも軽く決めポーズをつけるという単純なものだが、多くの番組で即席の新ユニットが誕生した。

 その中で特徴的なのが、番宣のためにやってきた俳優にもその場で挑戦してもらうというものだった。木村多江はドラマ『ブラック・リベンジ』(日本テレビ系)のPRに「ブルゾン多江withB」として登場し、喝采を浴びた。また菅田将暉は主演映画『火花』の宣伝のためwithB側に回り、多くのネットニュースで紹介された。

 ブルゾンちえみ本人はかつて、この男性2人、女性1人がネタを言うスタイルについて「良いパッケージを考えた」と回顧していたことがある。確かにブルゾン役となるタレントは、事前の練習もそれほど要らない。真ん中にいれさえすれば、両脇のブリリアンがその人のプロフィールやプライベートを織り込むだけで成立する。手軽に盛り上げることができるカロリーの低さ、最後にポーズを決めて場が締まるところは、「使いまわせる」点で完成度は高い。

◆誰でもできるフォーマットが完成されている

 もう1組、2017年のお笑い界を沸かせたのが『キングオブコント2017』(TBS系)でブレークしたカップルコンビ・にゃんこスター。「ワイモバイル」のCMでは、斎藤工・出川哲朗・桐谷美玲と共演。斎藤はスーパー3助に衣装から声までなりきり、また出川と桐谷は、アンゴラ村長とスーパー3助本人とともにリズム縄跳びを再現している。
 
『ネプ&ローラの爆笑まとめ!2017ネタ祭り』(TBS系)では、ヘソ出しルックのローラが抜群のプロポーションでリズム縄跳びを披露していた。これも、肝心なところで縄跳びをせず、口をとがらせて踊るという、誰でもできるという簡単なフォーマットがもたらしたものと言えるだろう。

◆芸人のネタをやることで好感度アップ

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