芸能

タレントと芸人のコラボ増加 好感度UPの起爆剤、番宣に有効

タレントとのコラボが多いブルゾンちえみ

 昨年大みそかに放送された『絶対笑っていけない』シリーズ最新作『アメリカンポリス24時!』(日本テレビ系)。ダウンタウンらを襲う笑いの刺客の中で意外な配役だったのが滝藤賢一だ。ドラマ・映画で知られる名脇役が、ますだおかだ・岡田圭右のネタを完全再現。本人ともコラボし、爆笑の渦に巻き込んでいた。さらに6日に放送された、未公開シーンを集めた『完全版SP』(同系)では、ベテラン俳優・西岡徳馬が、歌のお兄さんをイメージした格好のピン芸人「GO!皆川(みながわ)」のモノマネを本人と“共演”していた。

 最近、芸人のネタをタレントや俳優が積極的に演じたり、芸人本人とコラボする場面を多く見かける。“見る側”と“演じる側”が明確に別れていたお笑いの世界に何が起きているのだろうか。その周辺を探った。

 滝藤がこの時演じていたのは、岡田による「ハッピーボーイ」というキャラ。星条旗をモチーフにしたタキシードとハットをかぶり、ハイテンションなギャグを繰り出すという持ちネタで、これまでも『スパイ24時』や『地球防衛軍24時』『科学博士24時』といったシリーズに登場している。

 それを今回滝藤が、「ウ~~~ワォ! 出た! ウェルカムトゥハッピーボーイ! 来ました!」など全力で熱演。同じ衣装の岡田本人から「“ど”バラエティー大丈夫?」と聞かれると「事務所の反対押し切って、俳優生命大やけど!」と自虐まじりにテンポよく返答。それに対し岡田が「私のスベりで冷やしましょ!」と返し、息の合った掛け合いを見せていた。
 
◆番宣にも有効な「ブルゾンちえみwithB」の一言ネタ

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