芸能

小泉今日子 タブー挑戦連続の人生と豊原功補へ投じた一石

豊原へ投じた小泉の一石は…?

 俳優・豊原功補(52才)と不倫関係にあることを自ら公表した小泉今日子(52才)。その行動は賛否両論となっているが、そんな“キョンキョン流”という言葉はデビューからいわれ続けてきたものだ。

 1982年にデビューした小泉は、中森明菜(52才)、シブがき隊らが同期の“花の82年組”。はじめに度肝を抜いたのはデビュー2年後、当時大流行していた「聖子ちゃんカット」を無断で刈り上げたことだった。

 その後も全裸に絵の具を塗り紙に転写する「人拓」を披露したり、エイズを罹患したとの噂が流れたら「陰性」を示すHIV検査の報告書をプリントしたTシャツを公表するなど、「意志を持ったアイドル」の道を突き進んだ。

 1995年に俳優の永瀬正敏(51才)との結婚会見もウエディングドレスではなく、真っ黄色のパンツドレス。2005年から10年もの間、読売新聞の書評委員も務めた。すっぴんで自宅でたばこをふかす姿を雑誌で公開したのは50才の時。執筆家としても活動、昨年はエッセイ『黄色いマンション 黒い猫』(スイッチ・パブリッシング刊)で文学賞も受賞している。

 何かの枠にとらわれない小泉の生き方は多くの女性の指針にもなってきた。そんな彼女が52才を迎える3日前にデビュー以来36年間所属した事務所から独立した。

「事務所からの独立は、平たくいえば、長年勤めてきた会社からの退職ということです。ほどよく恋愛をしながら、結婚、離婚を経験してビジネスの第一線をはってきた。でも50才をすぎたこの契機に定年ではないですが、早期退職して戻る道を断ったうえで“残りの人生をどう生きるか”ということに向きあったんだと思います」(芸能関係者)

 以前、YOU(53才)との対談(小泉放談/宝島社)で、小泉は「50才からどう生きるか」についてこう話していた。

《今、私が思うのは「この先、何を残せるか」っていうことかな。(中略)独身で子どもも持たなかった身からすると、いったい自分は世の中に対して何ができるんだろう? みたいなことを、やっぱり考えたりするんですよねぇ》

 残りの人生をどう生きるか。その1つの表れが、49才の誕生日に設立した個人事務所『明後日』だ。この会社は舞台演劇の企画制作や書籍・音楽出版、アパレル制作販売などを行う。

「芸能界の裏方としてかかわっていきたいと作ったようです。古いしきたりやしがらみにとらわれないでタブーにも挑戦しながら新しいことをやっていきたいと思っているようです」(スポーツ紙記者)

◆なくてはならない人はアラフィフぐらいで見つかるのでは

 もう1つが恋の話。永瀬との離婚後、2006年に20才年下の亀梨和也(31才)との交際が報じられた。

関連記事

トピックス

初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン
東京地裁
“史上最悪の少年犯罪”「女子高生コンクリート詰め事件」逮捕されたカズキ(仮名)が語った信じがたい凌辱行為の全容「女性は恐怖のあまり、殴られるままだった」
NEWSポストセブン
橋幸夫さんが亡くなった(時事通信フォト)
《「御三家」橋幸夫さん逝去》最後まで愛した荒川区東尾久…体調不良に悩まされながらも参加続けていた“故郷のお祭り”
NEWSポストセブン
麻原が「空中浮揚」したとする写真(公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」より)
《ホーリーネームは「ヤソーダラー」》オウム真理教・麻原彰晃の妻、「アレフから送金された資金を管理」と公安が認定 アレフの拠点には「麻原の写真」や教材が多数保管
NEWSポストセブン
”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン
二刀流復帰は家族のサポートなしにはあり得なかった(getty image/共同通信)
《プールサイドで日向ぼっこ…真美子さんとの幸せ時間》大谷翔平を支える“お店クオリティの料理” 二刀流復帰後に変化した家事の比重…屋外テラスで過ごすLAの夏
NEWSポストセブン
左から広陵高校の34歳新監督・松本氏と新部長・瀧口氏
《広陵高校・暴力問題》謹慎処分のコーチに加え「残りのコーチ2人も退任」していた 中井監督、部長も退任で野球経験のある指導者は「34歳新監督のみ」 160人の部員を指導できるのか
NEWSポストセブン
松本智津夫・元死刑囚(時事通信フォト)
【オウム後継「アレフ」全国に30の拠点が…】松本智津夫・元死刑囚「二男音声」で話題 公安が警戒する「オウム真理教の施設」 関東だけで10以上が存在
NEWSポストセブン
9月1日、定例議会で不信任案が議決された(共同通信)
「まあね、ソーラーだけじゃなく色々あるんですよ…」敵だらけの田久保・伊東市長の支援者らが匂わせる“反撃の一手”《”10年恋人“が意味深発言》
NEWSポストセブン
鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《デートではお揃い服》お泊まり報道の永瀬廉と浜辺美波、「24時間テレビ」放送中に配慮が見られた“チャリT”のカラー問題
NEWSポストセブン
海外のアダルトサイトを通じてわいせつな行為をしているところを生配信したとして男女4人が逮捕された(海外サイトの公式サイトより)
《公然わいせつ容疑で男女4人逮捕》100人超える女性が在籍、“丸出し”配信を「黙認」した社長は高級マンションに会社登記を移して
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン