「民放の情報番組系で、今もっとも視聴率が取れるMCといえば坂上忍さん(50才)です。強い口調でときおり毒を吐くのが坂上さんの人気の理由で、そんなMC路線がブームにもなっています。ただ、公共放送のNHKはそれを真似したくてもできない。ならば、と“坂上の真逆”のキャラクターを探したそうです。毒舌に飽きたり、違和感を持つ視聴者も多いはず。さわやかで、口調が穏やかで、他人を悪く言わず、自分たちは脇役に徹することも得意な華丸・大吉はピッタリ。いろいろなテレビ局でまんべんなく仕事をしているので、特定の民放局の色がついていないことも決め手になったようです」(前出・芸能関係者)

 一方、有働アナの後任は近江友里恵アナウンサー(29才)だ。近江アナには華丸・大吉の地元である福岡への赴任経験がある。

「2014年から2年間、福岡放送局に勤務していました。『ブラタモリ』で共演していたタモリさん(72才)とも、博多の街談議をしていたほどなので、2人との相性も心配ないでしょう。番組の現場スタッフは、ベテランの有働さんの後任が20代の近江アナということで少し不安を感じていたようですが、実力充分で落ち着きもある華丸・大吉が決まって、ホッとしているようです。すでに2人には、NHK特有の言葉遣いなどのレクチャーが始まっているそうですよ」(NHK関係者)

 イノッチと有働アナという名コンビとのお別れは寂しいけれど、どこかおっとりした雰囲気を予感させる「新生・あさイチ」も楽しみだ。

※女性セブン2018年3月8日号

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