芸能

フリーアナ思いのTBS 『はやドキ!』は人材の宝庫

TBS『はやドキ!』はフリー女子アナの宝庫(公式HPより)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、昨今のフリー女子アナ事情について考察。

 * * *
「これからおやすみになる方も、そしてお目覚めの方も、時刻は4時になりました」の挨拶からスタートしていた『めざにゅ~』(フジテレビ系)が14年3月に終了し、その後スタートした『めざましテレビアクア』も今年3月“ひっそり”終了していたことを最近、知った。

 ではいま、フジテレビの朝4時台に何をやっているかというと、ますだおかだの岡田圭右と、ニッポン放送出身のフジテレビアナウンサー、川野良子アナ司会による『クイズ!脳ベルSHOW』だ。

 BSフジでオンエアしている帯のクイズ番組で、フジテレビでは再放送が中心。回答者は40歳以上のタレントや文化人たちというから、同局で人気を博した『クイズ!年の差なんて』の“年配組”だけを集めたようなスタイルだ。

 在京民放局の朝4時台は、横並びで視聴率トップのテレビ朝日が『おはよう!時代劇』(同局の人気時代劇シリーズの再放送)に続き、日本テレビが『Oha!4 NEWS LIVE』、そしてTBSが『はやドキ!』をオンエアしている。

 テレ朝は、早起きの3層(50歳以上の男女)にまず時代劇を見せ、その流れで『グッド!モーニング』、『羽鳥慎一モーニングショー』を見せる流れが抜群で、朝帯ではトップの視聴率を獲得している。

 件の『クイズ!脳ベルSHOW』も、明らかに3層狙いの番組だが、そのあとの『めざましテレビ』は、決して3層狙いではないし、4時台は何が何でも最新ニュースをチェックしたいという3層も少なくないため、日テレとTBSとがしのぎを削っている状態といっていい。

 日テレの『Oha!4~』は、クールビューティーなベテラン、中田有紀キャスター卒業後は、“女子会”のような雰囲気。日本テレビの女子アナも男子アナも20代~30代前半でそろえているため、『ZIP!』への流れは悪くない。

 ではTBSの『はやドキ!』はどうか。後に続く夏目三久の『あさチャン!』は、みのもんたを愛した3層たちがそのまま“お客”として残っている状態。そこにナイスパスをするため、『はやドキ!』では新聞を紹介するコーナーに、龍崎孝氏、中村尚登氏、柴田秀一氏、斎藤泉氏ら、同局の解説委員や報道アナ出身で、現在大学教授やニュースデスクの肩書をもつ中年男性たちがコメンテーターに加わる。

関連記事

トピックス

鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《永瀬廉と全身黒のリンクコーデデート》浜辺美波、プライベートで見せていた“ダル着私服のギャップ”「2万7500円のジャージ風ジャケット、足元はリカバリーサンダル」
NEWSポストセブン
レッドカーペット大谷夫妻 米大リーグ・大谷  米大リーグのオールスター戦で、試合前恒例行事のレッドカーペットショーに参加したドジャース・大谷翔平と妻真美子さん=15日、アトランタ(共同)
《ピーチドレスの真美子さん》「妻に合わせて僕が選んだ」大谷翔平の胸元に光る“蜂の巣ジュエリー”と“夫婦リンクコーデ”から浮かび上がる「家族への深い愛」
NEWSポストセブン
鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《タクシーで自宅マンションへ》永瀬廉と浜辺美波“ノーマスク”で見えた信頼感「追いかけたい」「知性を感じたい」…合致する恋愛観
NEWSポストセブン
この日は友人とワインバルを訪れていた
《「日本人ファースト」への発言が物議》「私も覚悟持ってしゃべるわよ」TBS報道の顔・山本恵里伽アナ“インスタ大荒れ”“トシちゃん発言”でも揺るがない〈芯の強さ〉
NEWSポストセブン
亡くなった三浦春馬さんと「みたままつり」の提灯
《三浦春馬が今年も靖国に》『永遠の0』から続く縁…“春友”が灯す数多くの提灯と広がる思い「生きた証を風化させない」
NEWSポストセブン
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《産後とは思えない》真美子さん「背中がざっくり開いたドレスの着こなし」は努力の賜物…目撃されていた「白パーカー私服での外出姿」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
女優・遠野なぎこ(45)の自宅マンションで身元不明の遺体が見つかってから2週間が経とうとしている(Instagram/ブログより)
《遠野なぎこ宅で遺体発見》“特殊清掃のリアル”を専門家が明かす 自宅はエアコンがついておらず、昼間は40℃近くに…「熱中症で死亡した場合は大変です」
NEWSポストセブン
和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
【懲役15年】「ぶん殴ってでも返金させる」「そんなに刺した感触もなかった…」キャバクラ店経営女性をメッタ刺しにした和久井学被告、法廷で「後悔の念」見せず【新宿タワマン殺人・判決】
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《白パーカー私服姿とは異なり…》真美子さんが1年ぶりにレッドカーペット登場、注目される“ラグジュアリーなパンツドレス姿”【大谷翔平がオールスターゲーム出場】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン