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2018.10.29 07:00  週刊ポスト

サカナとヤクザ 司忍組長は水産高校卒業後、漁船に乗った

「食肉の帝王」の著者・溝口敦氏

鈴木:ウナギの場合は、もちろん減っていることは事実なんだけども、必要以上に絶滅危惧種と煽られることで稚魚であるシラスウナギの密流通の相場が上がっている。これは事実です。

 あとはウナギの場合、最大のシラス輸入元である台湾からシラス輸入が現状、禁止されているため、香港を経由して密輸されている実態がある。そこには、台湾マフィアや香港マフィアも絡んでいる。実態はなかなか掴めないんですが。

溝口:逆に日本から中国には密漁ナマコが輸出されているんですよね。

鈴木:中国ではナマコは高級食材です。“黒いダイヤ”と呼ばれるくらいで、乾燥させた「いりこ」の形で、キロ15万円くらいで取引されることもある。中国人バイヤーが北海道に大挙して買い漁ったため、暴力団が目をつけて密漁天国になったんです。

溝口:ナマコを獲るために暴力団が直系密漁団を率いているわけでしょう。これほど組織的に行なわれているとは思いもよらなかった。

鈴木:私は北海道出身なんですけど、どんな田舎にもヤクザはいるじゃないですか。飲食店も満足になく、みかじめ料すらロクに集められないような場所にいるヤクザがどういったシノギをして食べているのかずっと疑問だったんですよ。都市部でデカい金を動かしている暴力団のことばかり報じられて、そういう田舎ヤクザの実態は知られていなかった。で、彼らのシノギが何かといったら、覚醒剤と博奕を除けば、密漁ぐらいしかないんですよ。

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