芸能

元祖ひょうきんアナ山村美智 女優として意外な活躍ぶり

山村美智が出演する舞台『蝶々夫人とスズキ』のパンフレット

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は“元祖・ひょうきんアナウンサー”と呼ばれた山村美智について。

 * * *
 1月16日、当サイトで公開された『平成の人気女子アナトップ10』を興味深く読んだ。

 実は『週刊ポスト』編集部から私のところにも取材があり、元フジテレビの高島彩アナや、元TBSの吉川美代子アナについてコメントをさせてもらった。

 ちなみに、同ランキングは、1位・小宮悦子アナ、2位・高島彩アナ、3位・田丸美寿々アナ、4位・八木亜希子アナ、5位・吉川美代子アナ、6位・水卜麻美アナ、7位・夏目三久アナ、8位・有働由美子アナ、9位・河野景子アナ、10位・中井美穂アナという結果。

 毎年、オリコンが発表する「好きな女性アナウンサーランキング」との重なりは驚くほど少なく、『週刊ポスト』の読者層が見る(見ていた)報道番組やスポーツニュースのメインを張った女子アナが目立っている他、「平成の~」という括りが、ベテラン勢にもスポットを当てることとなったようだ。

 田丸美寿々、吉川美代子、小宮悦子にピンときた世代なら、この女子アナをもちろん覚えていることだろう。『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)の大人気コーナー「ひょうきんベストテン」を島田紳助が仕切った際、最初にアシスタントをつとめた“元祖・ひょうきんアナウンサー”山村美智子(現・山村美智)だ。

 1980年入社で、『オレたちひょうきん族』に抜擢されたのはその翌年。モデル並みのスタイルと、クールビューティーなルックスは、華やかな衣装がよく似合ったうえ、毎週、売れっ子芸人らの“洗礼”を受けていた山村アナは、1985年の退社前、同局のテレビマンと結婚したことをネタにされ「ひょうきん懺悔室」にも行っている。

◇後輩女子アナとは一線画す女優魂

関連記事

トピックス

大谷翔平の投手復帰が待ち望まれている状況だが…
大谷翔平「二刀流復活でもドジャースV逸」の悲劇を防ぐカギは“7月末トレード” 最悪のシナリオは「中途半端な形で二刀流本格復活」
週刊ポスト
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
“進次郎劇場”で自民党への逆風は止まったか
《進次郎劇場で支持率反転》自民党内に高まる「衆参ダブル選挙をやれば勝てる」の声 自民党の参院選情勢調査では与党で61議席、過半数を12議席上回る予測
週刊ポスト
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
「生肉からの混入はあり得ないとの回答を得た」“ウジ虫混入ラーメン”騒動、来来亭が調査結果を公表…虫の特定には至らず
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
衆院広島5区の支部長に選出された今井健仁氏にトラブル(ホームページより)
【スクープ】自民広島5区新候補、東大卒弁護士が「イカサマM&A事件」で8000万円賠償を命じられていた
週刊ポスト
9月に成年式を控える悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
悠仁さまが学園祭にご参加、裏方として“不思議な飲み物”を販売 女性グループからの撮影リクエストにピースサイン、宮内庁関係者は“会いに行ける皇族化”を懸念 
女性セブン
V9伝説を振り返った長嶋茂雄さんのロングインタビューを再録
【長嶋茂雄さんロングインタビュー特別再録】永久不滅のV9伝説「あの頃は試合をしていても負ける気がしなかった。やっていた本人が言うんだから間違いないよ」
週刊ポスト
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談【第24回】現在70歳。自分は、人に何かを与えられる存在だったのか…これから私にできることはありますか?
週刊ポスト