──5月22日からは40周年記念公演『山田邦子の門』が始まりますが。
「それも太田プロは関係ないの。何十年来っていう長年のつきあいがある仲よしのプロデューサーがお祝いで考えてくれたことで。だけど、事務所にはお金を落とすじゃない? 昔から30%は落としてきたから。現場に若手のかたがちょろっと見に来ていたけど、GWに入ったら全然来ないし(苦笑)。後輩にも仕事を流してあげてるのよ? だから、話し合いよ、話し合い」
── 一度も話し合いはない?
「今年に入って一度は“どうします?”“私のとこ、動いてないですよ”と。ただ、話をしてみると思いを抱えていたのは私だけじゃなかったみたいだったの。うちのタレントみんなが“邦子さんよく言ってくれました”って。ほかの事務所も同じようなことを聞いたから、いい機会だなって。こういううるさい人間が波風を立てるのもね」
恨み節を語りながらも終始笑顔だった山田は、こんな“夢”も語った。
「私は、朝ドラも大河も映画もバンバン出てたんだけど、今は事務所の“役者部”が何にも動いていないのよ」
今だからできる役もある。そう水を向けると、「そうでしょ、樹木希林さん枠が空いたでしょ~(笑い)。って、全然足元にも及ばないけどもね」とニヤリ。
かつてない話し合いになりそうだ。
※女性セブン2019年5月23日号