ミニライブでは7曲を披露(撮影/内海裕之)
田原といえば、『教師びんびん物語II』でフジテレビ月9初の視聴率30%超を果たした俳優でもある。だが、もう18年もドラマに出ていない。頑なに主演にこだわるのも大きな理由だ。
「もちろん、良い話があれば考えます。刑事ドラマなんていいかもね。この年齢で恋愛ドラマはできないし、役どころが限定される。もう少し年を取れば、状況も変わる。今、全体的にドラマの視聴率も良くないし、怖さもあるよ」
主演は数字が悪ければ批判を浴びる。なぜ責任を背負う立場にこだわるのか。
「中途半端な気持ちではできないからね。やると決めたら、本気でやる。僕を本当に使いたい人がいるかどうかだよ。そうじゃなきゃ、上手くいかないと思うからさ」
一方で、心境の変化もある。初めての音楽フェスティバル出演だ。9月15日の『氣志團万博』には、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾も参加する。
「7年前にシングルの作詞をしてくれた綾小路翔君からの依頼だったからね。3人の出演は全然知らなかった。SMAPが結成された頃、6人で挨拶に来たのは覚えている。僕がまだジャニーズにいた時、稲垣吾郎君がスタッフと一緒に楽屋を訪ねてきたこともあったね。そういえば、独立後も文化放送で草なぎ君、ビクターで中居君も挨拶に来たな。直立不動になっていたけど(笑い)。また会えるのを楽しみにしているよ」