芸能

断絶から急転、中居会見後に木村拓哉がコメント出した背景

会見では木村拓哉についても語った中居正広(撮影/浅野剛)

 2月22日、木村拓哉(47才)が、ジャニーズ事務所を3月末で退所する中居正広(47才)に向けてエールを送った。

《それぞれが決めたこれからの人生、お互いに前に進もう。》

 同じ高校に通い、Wデートをしたこともあった。SMAP結成後はリーダー、エースとして国民的アイドルに上り詰めた。時に意見がぶつかり合い、けんかすることもあった。それでも関係が続いたのは、SMAPという共通の大事なものがあったからだ。しかし、2016年末にSMAPを解散して以来、一度も言葉を交わすことはなかった。

 昨夏、ジャニー喜多川さん(享年87)の「お別れの会」でも隣同士になろうとせず、視線が合うこともなかった。それだけに、たった24文字の言葉が重く感じる。

 さかのぼれば、2017年9月に稲垣吾郎(46才)、草なぎ剛(45才)、香取慎吾(43才)がジャニーズ事務所を退所した際は、木村はコメントを出さず、出演する番組で彼らに触れることもなかった。

 なぜ、いま沈黙を破ったのか――それは木村なりの中居への答えだった。

 *
 SMAPメンバーで1人、ジャニーズ事務所に残ることになった木村は、あらゆる面で中居とは対照的な行動を取ってきた。

「中居さんは人脈とは広く深くかかわり、その場を最大限に盛り上げるMCタイプ。一方の木村さんは、自分自身を深く見つめ、孤独を恐れずに高みを目指すアーティストタイプで、人とのかかわり方は深いが狭い。両極端な人が同じグループにいたからSMAPが際立っていたのも事実ですが、3人がいなくなってみると、その違いがあまりに目立つようになった」(テレビ局関係者)

 孤高を極めようとする木村の姿勢に惹かれる人も少なくない。同じ事務所では、「友達不要」と公言してきた二宮和也(36才)がいる。

「映画『検察側の罪人』で共演して以降、交友が深まりました。二宮さんは出不精なのに、わざわざ木村さんの家にまで遊びに行く関係でほかの人には話さないような悩みを相談してきたそうです」(映画関係者)

 二宮だけではない。木村座長の元で時間を共にした共演陣からの信頼は厚い。

「元AKB48の大島優子さん(31才)もそうですね。彼女は子供の頃からこの世界にいて、いろんな人を見てきたから、人の本質を見抜く目を持っています。木村さんのことは信頼しきっています。ファンや家族のことを考え抜いて事務所を辞めないという選択をした木村さんに、芸能人というより、人としての共感も抱いているそうです」(芸能関係者)

関連記事

トピックス

モデルで女優のKoki,
《9頭身のラインがクッキリ》Koki,が撮影打ち上げの夜にタイトジーンズで“名残惜しげなハグ”…2027年公開の映画ではラウールと共演
NEWSポストセブン
前回は歓喜の中心にいた3人だが…
《2026年WBCで連覇を目指す侍ジャパン》山本由伸も佐々木朗希も大谷翔平も投げられない? 激闘を制したドジャースの日本人トリオに立ちはだかるいくつもの壁
週刊ポスト
高市早苗首相(時事通信フォト)
高市早苗首相、16年前にフジテレビで披露したX JAPAN『Rusty Nail』の“完全になりきっていた”絶賛パフォーマンスの一方「後悔を感じている」か
女性セブン
2025年九州場所
《デヴィ夫人はマス席だったが…》九州場所の向正面に「溜席の着物美人」が姿を見せる 四股名入りの「ジェラートピケ浴衣地ワンピース女性」も登場 チケット不足のなか15日間の観戦をどう続けるかが注目
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
「『あまり外に出られない。ごめんね』と…」”普通の主婦”だった安福久美子容疑者の「26年間の隠伏での変化」、知人は「普段どおりの生活が“透明人間”になる手段だったのか…」《名古屋主婦殺人》
NEWSポストセブン
「第44回全国豊かな海づくり大会」に出席された(2025年11月9日、撮影/JMPA)
《海づくり大会ご出席》皇后雅子さま、毎年恒例の“海”コーデ 今年はエメラルドブルーのセットアップをお召しに 白が爽やかさを演出し、装飾のブレードでメリハリをつける
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《中村橋之助が婚約発表》三田寛子が元乃木坂46・能條愛未に伝えた「安心しなさい」の意味…夫・芝翫の不倫報道でも揺るがなかった“家族としての思い”
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
「秋らしいブラウンコーデも素敵」皇后雅子さま、ワントーンコーデに取り入れたのは30年以上ご愛用の「フェラガモのバッグ」
NEWSポストセブン
八田容疑者の祖母がNEWSポストセブンの取材に応じた(『大分県別府市大学生死亡ひき逃げ事件早期解決を願う会』公式Xより)
《別府・ひき逃げ殺人》大分県警が八田與一容疑者を「海底ゴミ引き揚げ」 で“徹底捜査”か、漁港関係者が話す”手がかり発見の可能性”「過去に骨が見つかったのは1回」
愛子さま(撮影/JMPA)
愛子さま、母校の学園祭に“秋の休日スタイル”で参加 出店でカリカリチーズ棒を購入、ラップバトルもご観覧 リラックスされたご様子でリフレッシュタイムを満喫 
女性セブン
悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、筑波大学の学園祭を満喫 ご学友と会場を回り、写真撮影の依頼にも快く応対 深い時間までファミレスでおしゃべりに興じ、自転車で颯爽と帰宅 
女性セブン
クマによる被害が相次いでいる(getty images/「クマダス」より)
「胃の内容物の多くは人肉だった」「(遺体に)餌として喰われた痕跡が確認」十和利山熊襲撃事件、人間の味を覚えた“複数”のツキノワグマが起こした惨劇《本州最悪の被害》
NEWSポストセブン