芸能

アイドルの熱愛発覚による傷心、歴史修正主義で乗り切る

嵐・二宮の電撃結婚はファンに大きな衝撃を与えた

「今度は翔くんが──」。年始の女性セブン編集部で、ベテラン記者のよし子(52才)は大きなため息をついた。嵐・櫻井翔(38才)が彼女とのベトナム婚前旅行をスクープされたのだ。しかも、お相手が勤務先のテレビ局を昨秋退社していた点も昨年11月に元アナウンサーとの結婚が発表された二宮和也(36才)のときとかぶる。

 二宮ファン歴15年の彼女は、「ニノの結婚発表から3か月過ぎたいまでも私はこんなに落ち込んでるのに…」と肩を落とす。そして、「私の周りにも、SNSにも、そんな日々を抜け出したいという人がたくさんいるんですけど、どうしたらいいかわからなくて…」とも。

 たしかに、昨年末から今年にかけて日本のみならずK-POPアイドルの恋愛発覚、電撃結婚に絶望を味わい、好感度大のボクちゃん(東出昌大・32才)と、清純派女優(唐田えりか・22才)の不倫に怒り心頭した女性も多かった。

 傷心であれ、怒りであれ、女性たちはなぜ彼らに心乱されたのか? その心を癒す術はないものか? よし子はひとり、専門家の門を叩いたのだった。

【プロフィール】
日韓の男性アイドルを追いかけるYouTuber・あくにゃんさん/1995年生まれ。国内外で“推し”を追いかける奮闘記がSNSで話題に。2020年2月26日現在のSNSの総フォロワー数は10万5213人。Twitter:@akunyan621、YouTube:「あくにゃん ちゃんねる!」。

ベテラン記者・よし子/記者歴30年の52才。会社員の夫と大学生の息子との3人暮らし。趣味は嵐の追っかけと飲酒。座右の銘は、「転んでもただでは起きぬ」。

よし子:あくにゃん先輩、私、ニノの結婚、まだ引きずってるんですが…。推しの恋愛で傷ついたことはありますか?

あくにゃん:ぼくは過激派なので、推しの恋愛・結婚は絶対に許さない! 「バレなきゃいい」っていうファンは多いのですが、ファンのおかげで生きているという前提を、ちゃんと守ってほしいタイプなんです。

よし子:私と同じ! じゃあ、推しが結婚や熱愛発覚ってなったらどうするんですか?

あくにゃん:ぼくは「歴史修正」が得意なので、「もとからそんなに好きじゃなかったし」っていう暗示を自分にかけて、そのときの“2推し”に全神経を集中させると、その“2推し”が200倍くらいよく見えてくるんです(笑い)。

 周りを見ていて思うのですが、1人の推しに一極集中する人は、メンタルのバランスが取れていない傾向が強いように思います。推しは2人ないし3人くらいいるのがベスト。ぼくはいちばんの推しを「軸推し」と命名してるのですが、左足は軸に置きつつ、右足でいろんな子を追いかける方式をとっています。

関連記事

トピックス

鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《デートではお揃い服》お泊まり報道の永瀬廉と浜辺美波、「24時間テレビ」放送中に配慮が見られた“チャリT”のカラー問題
NEWSポストセブン
経済同友会の定例会見でサプリ購入を巡り警察の捜査を受けたことに関し、頭を下げる同会の新浪剛史代表幹事。9月3日(時事通信フォト)
《苦しい弁明》“違法薬物疑惑”のサントリー元会長・新浪剛史氏 臨床心理士が注目した会見での表情と“権威バイアス”
NEWSポストセブン
海外のアダルトサイトを通じてわいせつな行為をしているところを生配信したとして男女4人が逮捕された(海外サイトの公式サイトより)
《公然わいせつ容疑で男女4人逮捕》100人超える女性が在籍、“丸出し”配信を「黙認」した社長は高級マンションに会社登記を移して
NEWSポストセブン
2才の誕生日を迎えた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
【9月6日で19才に】悠仁さま、40年ぶりの成年式へ 御料牧場、小学校の行事、初海外のブータン、伊勢新宮をご参拝、部活動…歩まれてきた19年を振り返る 
女性セブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
「同棲していたのは小柄な彼女」大麻所持容疑の清水尋也容疑者“家賃15万円自宅アパート”緊迫のガサ当日「『ブーッ!』早朝、大きなクラクションが鳴った」《大家が証言》
NEWSポストセブン
当時の水原とのスタバでの交流について語ったボウヤー
「大谷翔平の名前で日本酒を売りたいんだ、どうかな」26億円を詐取した違法胴元・ボウヤーが明かす、当時の水原一平に迫っていた“大谷マネーへの触手”
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
《同居女性も容疑を認める》清水尋也容疑者(26)Hip-hopに支えられた「私生活」、関係者が語る“仕事と切り離したプライベートの顔”【大麻所持の疑いで逮捕】
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン
賭博の胴元・ボウヤーが暴露本を出版していた
大谷翔平から26億円を掠めた違法胴元・ボウヤーが“暴露本”を出版していた!「日本でも売りたい」“大谷と水原一平の真実”の章に書かれた意外な内容
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレ(時事通信フォト)
《メンバーの夫が顔面骨折の交通事故も》試練乗り越えてロコ・ソラーレがミラノ五輪日本代表決定戦に挑む、わずかなオフに過ごした「充実の夫婦時間」
NEWSポストセブン
サークル活動にも精を出しているという悠仁さま(写真/共同通信社)
悠仁さまの筑波大キャンパスライフ、上級生の間では「顔がかっこいい」と話題に バドミントンサークル内で呼ばれる“あだ名”とは
週刊ポスト
米カリフォルニア州のバーバンク警察は連続“尻嗅ぎ犯”を逮捕した(TikTokより)
《書店で女性のお尻を嗅ぐ動画が拡散》“連続尻嗅ぎ犯” クラウダー容疑者の卑劣な犯行【日本でも社会問題“触らない痴漢”】
NEWSポストセブン