◆大谷翔平(2013年プロ入り)

二刀流育成プランを提示され、プロ入りした(時事通信フォト)

 1年目成績
【投手】登板試合:13 勝利:3 敗北:0 防御率:4.23 奪三振:46
【打者】出場試合:77 安打:45 打率:.238 本塁打:3 打点:20

 花巻東高時代、地方大会でアマ野球史上最速の160キロを記録し、日米から注目された。大谷はメジャー挑戦を表明したが、日本ハムが投手と野手の二刀流育成プランを提示し、ドラフト1位で獲得。46年ぶりに高卒新人でプロ初勝利と初本塁打を記録した。

◆野茂英雄(1990年プロ入り)
 1年目成績 登板試合:29 勝利:18 敗北:8 防御率:2.91 奪三振:287

 史上初の8球団競合の末、近鉄に入団。プロ初勝利を17奪三振の日本タイ記録(当時)で飾ると、5試合連続2ケタ奪三振を記録。ルーキーイヤーは最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率の投手4冠のほか、新人王、ベストナイン、MVP、沢村賞を受賞。

◆田中将大(2007年プロ入り)

松坂以来の高卒新人王(時事通信フォト)

 1年目成績 登板試合:28 勝利:11 敗北:7 防御率3.82 奪三振:196

 夏の甲子園決勝で早実高の斎藤佑樹(現日本ハム)と投げ合い、ドラフトでは4球団が競合、楽天に入団。高卒1年目では歴代4位の196奪三振でシーズンを終え、186イニング1/3を投げて11勝。1999年の松坂大輔以来、8年ぶりに高卒1年目の新人王が誕生した。

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