芸能

ジャニーズ6日連続ライブ配信レポ ファンが一体化の演出も

ジャニーズが配信ライブで魅せつけたジャニーズの底力(時事通信フォト)

 新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの音楽ライブが開催できなくなってしまった中、ジャニーズ事務所のアイドルたちが、6日連続でライブの有料配信を実施。その模様を放送作家の山田美保子さんがレポートする。

 * * *
 今年のオリコン上半期シングルランキングで、SixTONESとSnowManのデビュー曲『Imitation Rain/D.D.』が1位を獲得。CDが売れなくなって久しいいま、累計164.4万枚は本当に立派な数字であり、デビュー曲の上半期1位は先輩のKAT-TUN以来14年ぶりの快挙でした。

『ジャニーズカウントダウン2019-2020』を見ていても、この2組を中心に世代交代ともいうべきセットリストになっていて、東京オリパライヤーの2020年は、フレッシュ・ジャニーズが大暴れするものと信じていました。

 が、新型コロナウイルス感染拡大により、エンタメ界は、かつてないほどの大打撃を受け続けています。

 果たして2021年の帝劇や博多座の演目や、新作映画のマスコミ試写会のはがきが届くようになったのが6月の3週目。中断していた4月期ドラマの撮影が再開したり、著名な俳優さんのひとり芝居が配信されたり、「お客さんを入れての舞台をやります」と発信する座長さんがいらしたり。都からも国からも、もっとも後回しにされていた感のあるエンタメ界が力強い一歩を踏み出し始めました。

 そのタイミングで、ジャニーズ事務所さんが6月16日から6日連続で新収録のライブを有料配信。『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』です。

 まず、タイトル! ジャニーズならではの単語が詰め込まれていて、ワクワクが止まりませんでした。

 続いて、TOKIOの国分太一クン(45才)が司会ということで、「新しい生活様式」では“諦め”しかなかった“カウコン(ジャニーズカウントダウンコンサート)”の開催を夢見ることができました。 

 配信初日、V6、嵐、King & Princeを見てまず思ったのは、プロ意識。誰も“コロナ太り”していない(笑い)。個人的に、私はV6のパフォーマンスが大好きなので、あぁ早くナマで25周年記念コンサートを見たい…という気持ちになってしまいました。つまり一瞬で引き込まれたのです。

関連記事

トピックス

真美子さんが“奥様会”の写真に登場するたびに話題に(Instagram /時事通信フォト)
《ピチピチTシャツをデニムジャケットで覆って》大谷翔平の妻・真美子さん「奥様会」での活動を支える“元モデル先輩ママ” 横並びで笑顔を見せて
NEWSポストセブン
「全国障害者スポーツ大会」を観戦された秋篠宮家・次女の佳子さま(2025年10月26日、撮影/JMPA)
《注文が殺到》佳子さま、賛否を呼んだ“クッキリドレス”に合わせたイヤリングに…鮮やかな5万5000円ワンピで魅せたスタイリッシュなコーデ
NEWSポストセブン
クマによる被害が相次いでいる(左・イメージマート)
《男女4人死傷の“秋田殺人グマ”》被害者には「顔に大きく爪で抉られた痕跡」、「クラクションを鳴らしたら軽トラに突進」目撃者男性を襲った恐怖の一幕
NEWSポストセブン
遠藤
人気力士・遠藤の引退で「北陣」を襲名していた元・天鎧鵬が退職 認められないはずの年寄名跡“借株”が残存し、大物引退のたびに玉突きで名跡がコロコロ変わる珍現象が多発
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《スイートルームを指差して…》大谷翔平がホームラン後に見せた“真美子さんポーズ”「妻が見に来てるんだ」周囲に明かす“等身大でいられる関係”
NEWSポストセブン
相撲協会と白鵬氏の緊張関係は新たなステージに突入
「伝統を前面に打ち出す相撲協会」と「ガチンコ競技化の白鵬」大相撲ロンドン公演で浮き彫りになった両者の隔たり “格闘技”なのか“儀式”なのか…問われる相撲のあり方
週刊ポスト
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《「策士」との評価も》“ラブホ通いすぎ”小川晶・前橋市長がXのコメント欄を開放 続投するプラス材料に?本当の狙いとは
NEWSポストセブン
女性初の首相として新任会見に臨んだ高市氏(2025年10月写真撮影:小川裕夫)
《維新の消滅確率は90%?》高市早苗内閣発足、保守の受け皿として支持集めた政党は生き残れるのか? 存在意義が問われる維新の会や参政党
NEWSポストセブン
滋賀県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月25日、撮影/JMPA)
《すぐに売り切れ》佳子さま、6万9300円のミントグリーンのワンピースに信楽焼イヤリングを合わせてさわやかなコーデ スカーフを背中で結ばれ、ガーリーに
NEWSポストセブン
送検のため奈良西署を出る山上徹也容疑者(写真/時事通信フォト)
《安倍晋三元首相銃撃事件・初公判》「犯人の知的レベルの高さ」を鈴木エイト氏が証言、ポイントは「親族への尋問」…山上徹也被告の弁護側は「統一教会のせいで一家崩壊」主張の見通し
NEWSポストセブン
女優・八千草薫さんの自宅が取り壊されていることがわかった
《女優・八千草薫の取り壊された3億円豪邸の今》「亡き夫との庭を遺してほしい」医者から余命宣告に死の直前まで奔走した土地の現状
NEWSポストセブン
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司相談役/時事通信フォト、共同通信社)
「六代目山口組で敵う人はいない」司忍組長以上とも言われる高山清司相談役の“権力” 私生活は「100坪豪邸で動画配信サービス視聴」も
NEWSポストセブン