国内

小室圭さんの母の不正受給疑惑は未解決 詐欺罪で刑事事件になる可能性も

帰宅する佳代さん(写真は5月)

帰宅する佳代さん。傷病手当金や遺族年金に関する疑惑はどう説明するのか(写真は2021年5月)

 秋篠宮家長女・眞子さまの婚約内定者の小室圭さんが約3年2か月ぶりに帰国し、結婚がいよいよ実現しそうだ──。そもそものつまずきは、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルだった。さらにその後、次々に新しい金銭疑惑が発覚。アメリカに行って帰ってきたからといってチャラになったわけではない。刑事事件化まで取り沙汰される疑惑を早く“清算”しないと、夫婦だけでなく皇室までもが、義母の“負債”を背負わされ続けることになる。

「そのような疑惑が報じられたことは承知している。しかし、いまはコロナ禍で、組合の理事会もしばらく開かれていません。もし問題があるのならば、会議が開かれたときに議題に上がると思います」

 東京都洋菓子健康保険組合のある理事は、本誌・女性セブンの取材にこう語った。コロナ禍を理由に、まだ理事会で話し合われていない「疑惑」。もし刑事告訴も辞さずという結論になれば、それは“将来の天皇家”を愕然とさせる事態になるだろう。

 小室さんの帰国で、祝福ムードが盛り上がりかけている。3年2か月という長い間、一度も会えなかったにもかかわらず、愛を貫いたのだから、その絆は本物に違いない。

「多くの国民は眞子さまのご結婚を心からお祝いしたいでしょう。それでも、どうしてもすっきりしないところがある。それは小室家にかかわるいくつかの問題が“未解決”だからではないでしょうか。

 このままでは、皇族と結婚したり、親戚縁者になったりすれば、刑事事件になりかねない疑惑にまでフタをして葬り去ることができるのかと、あらぬ批判が巻き起こりかねません。その矛先は、皇室にも向きかねないリスクがあります」(皇室ジャーナリスト)

 小室さんの母・佳代さんと元婚約者Aさんとの間の金銭トラブルは、当事者同士の話し合いさえできていない。Aさんの代理人の話。

「今春に“解決金を渡す用意がある”と世間に発表したのは、小室さん側でした。Aさんは一貫して佳代さんからの説明を求め、手紙で構わないとも伝えています。しかし、いまもってなしのつぶてです。これでは、結婚さえ決まれば、金銭トラブルは煙に巻いてしまおうと高を括っているとしか思えません」

 眞子さまが嫁ぐ先の小室家が抱える問題は、これだけではない。1つは、佳代さんの「遺族年金」不正受給疑惑だ。地方公務員だった夫・敏勝さんは2002年、小室さんが10才のときに亡くなった。夫の死後、佳代さんは遺族年金と老舗洋菓子店での勤務で生計を立て、女手一つで小室さんを育ててきた。

 夫が亡くなって8年後、外資系メーカーに勤めるAさんと婚約した佳代さんは、メールなどを通じて金銭的な援助を求めるようになった。

「メールの中には、“夫の遺族年金を受け取っている間は、Aさんと事実婚状態であることは秘密にしてほしい”という内容がありました。本来、夫と死別後に別の男性と、たとえ事実婚でも生計を一にしたら、遺族年金の受給は止めるべきで、受け取り続ければ不正受給に当たります。佳代さんはそれを知ってAさんに“口止め”し、遺族年金を受け取り続けようとしたのでしょう」(皇室記者)

最長1年6か月をフル受給

 さらにこの夏に発覚したのが、「傷病手当金」の不正受給疑惑である。前述の通り、佳代さんの勤務先は洋菓子店。佳代さんは『週刊文春WOMAN』(2021年夏号)で、「今年で勤続15年。正社員で、いまの社員の中では、いちばん長く勤めている」と明かしているが、長期間休職した時期があるという。

「2018年、小室さんが留学のために渡米した頃に、『適応障害』を理由に仕事を休んでいたそうです。そのとき佳代さんは、勤務先が加入する『東京都洋菓子健康保険組合』から、傷病手当金を1年半にわたって給付されていたそうです」(洋菓子店関係者)

 一般に傷病手当金とは、病気やけがの治療のために働くことができないときに、健康保険組合から支給される。東京都洋菓子健康保険組合のホームページによると、月給の約3分の2が、最長で1年6か月支給されるという。つまり、佳代さんはその期間、フルで受給したことになる。

関連記事

トピックス

アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
19歳の時に性別適合手術を受けたタレント・はるな愛(時事通信フォト)
《私たちは女じゃない》性別適合手術から35年のタレント・はるな愛、親には“相談しない”⋯初めての術例に挑む執刀医に体を託して切り拓いた人生
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
多くの外国人観光客などが渋谷のハロウィンを楽しんだ
《渋谷ハロウィン2025》「大麻の匂いがして……」土砂降り&厳戒態勢で“地下”や“クラブ”がホットスポット化、大通りは“ボヤ騒ぎ”で一時騒然
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(左・共同通信)
《熊による本格的な人間領域への侵攻》「人間をナメ切っている」“アーバン熊2.0”が「住宅街は安全でエサ(人間)がいっぱい」と知ってしまったワケ 
声優高槻かなこ。舞台や歌唱、配信など多岐にわたる活躍を見せる
【独占告白】声優・高槻かなこが語る「インド人との国際結婚」の真相 SNS上での「デマ情報拡散」や見知らぬ“足跡”に恐怖
NEWSポストセブン
人気キャラが出現するなど盛り上がりを見せたが、消防車が出動の場面も
渋谷のクラブで「いつでも女の子に(クスリ)混ぜますよ」と…警察の本気警備に“センター街離れ”で路上からクラブへ《渋谷ハロウィン2025ルポ》
NEWSポストセブン
クマによる被害
「走って逃げたら追い越され、正面から顔を…」「頭の肉が裂け頭蓋骨が見えた」北秋田市でクマに襲われた男性(68)が明かした被害の一部始終《考え方を変えないと被害は増える》
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン
「原点回帰」しつつある中川安奈・フリーアナ(本人のInstagramより)
《腰を突き出すトレーニング動画も…》中川安奈アナ、原点回帰の“けしからんインスタ投稿”で復活気配、NHK退社後の活躍のカギを握る“ラテン系のオープンなノリ”
NEWSポストセブン