(撮影/JMPA)

6月、黄色いハンカチを振られる両陛下(全国植樹祭にて。写真/JMPA)

 ところが、初めのうちは雅子さまにとって理想にも思えた「静かすぎる環境」が、負担になってしまっていたのかもしれない。

「生来、雅子さまはアクティブな性格でご友人も多く、外交官時代も多くの人とコミュニケーションを取りながらお仕事をされてきました。そんな雅子さまにとって、一時の“静かな環境”は必要だったのかもしれませんが、閉ざされた御所での生活が延々と続くことが、むしろマイナスになってしまっていると言えるのかもしれません。

 事実、かつて美智子さまもその空気に戸惑いを覚えられたことがあり、あまりにも世間から隔絶されているため、御所での暮らしについて“季節がわからなくなる”と漏らされたことさえあったといいます。

 誰にも会わず、ただ静かな環境に居続けることは、一般人にとっても耐え難いでしょう。まして、気軽に他人と接触することがかなわない皇后というお立場ならなおさらではないでしょうか」(別の皇室ジャーナリスト)

 時折見かけるのは、見回りを行う皇宮警察官の姿だけ。しかし、それは雅子さまにとっての安心材料にはならないようだ。

《皇族への「悪口」はびこる「皇宮警察」》

『週刊新潮』(6月23日号)に、そんな見出しが躍った。記事によれば、皇宮警察の幹部職員が、初等科時代の愛子さまを「クソガキ」と呼んだり、三笠宮家の彬子さまと瑶子さまの容姿を揶揄する発言が、皇宮警察内で行われているという。極めつきは、紀子さまのことを「般若」に例えた悪口もあったという。

「皇居内でそうした振る舞いが行われていたということは、当然のことながら皇族方にも伝わっているはずです。なにしろ、ある皇族の悪口を書いたメールをご本人に誤送信したケースもあったそうで……。御所の近くで顔を合わせる機会のある数少ない人の中に、そのような“悪口”を発する人物がいるのであれば、雅子さまは当然、不信感を抱かれるでしょう」(前出・皇室記者)

関連記事

トピックス

初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
芸能活動を再開することがわかった新井浩文(時事通信フォト)
「ウチも性格上ぱぁ~っと言いたいタイプ」俳優・新井浩文が激ヤセ乗り越えて“1日限定”の舞台復帰を選んだ背景
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン