近頃、公務でのお出ましは多い(7月、東京・渋谷区。写真/JMPA)

近頃、公務でのお出ましは多い(7月、東京・渋谷区。写真/JMPA)

英王室は累計1600万フォロワー

 宮内庁は8月30日、来年度の概算要求で、皇室に関する情報をより積極的に発信するために、長官官房参事官1人と、職員2人の増員を出した。前出の宮内庁関係者の話。

「宮内庁内では以前から議論が重ねられてきましたが、眞子さんの件があり、秋篠宮さまも改めて必要性を強く説かれたのかもしれません。コロナ禍で思うようにお出ましができず、国民とふれあう機会が激減していることへの危機感もあるでしょう。国民の皇室への関心が薄れることを、天皇陛下は危惧されているといいます。情報発信の方法はこれから検討するそうですが、SNSも視野に入るでしょう」

 世界に目を向ければ、すでにSNSを利用している王族もいる。なかでも英王室の影響力は桁違いだ。ツイッター、インスタグラム、YouTubeに公式アカウントを持ち、そのフォロワー数は累計で1600万を超える。公式発表から日常を感じさせるものまで、多彩なジャンルの投稿が、多くの人に支持されている。

「皇室のSNSも、英王室と同じように親しみやすさを重視してほしいという声もあります。しかし、これまで日本人にとって皇室は『菊のカーテンの向こう側』。SNSによって神秘性が失われ、その結果、敬愛の心までもなくしては元も子もない。疑問の声も上がると思います。このすりあわせが非常に難航されると予想されます。もし英王室のスタイルに寄せるとしたら、実現は数年先になるのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)

 前出の宮内庁関係者は、「現実的に考えて、当面は『誤った報道を正す』方に力を入れるのではないか」と話す。

「現状、HP上で掲載しているような内容を、SNSに掲載することはさほど難しいことではないと思います。

 媒体がSNSになることで、より若い人の目にも触れることになるでしょう。佳子さまは、今後誤った交際報道が出ることがあれば、『眞子さんの二の舞いにはなりたくない』と、自らSNSで反論されることもあるかもしれません。ただ、炎上リスクは少なからずあるので、どのSNSを使用するかは悩ましいところですよね。落としどころが見つかるといいのですが……」

 狼煙が上がろうとしている。

※女性セブン2022年9月22日号

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