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朝もマカロン、夜もマカロン

 小室さんの勤務先から車で1時間。ふたりの暮らすエリアは子連れのファミリーに人気があるという、いわゆるベッドタウンだ。

「ニューヨークの中心部から1時間程度と、通勤や通学に便利な距離でありながら、マンハッタンと比較すると家賃が抑えられるので、広い家を希求するファミリー層に特に人気があります。また、治安のよさも人気の理由の1つです。最近は、若いエリート層が引っ越し先に選ぶことも多く、高級マンションの立ち並ぶエリアや、閑静な高級住宅街もあります」(不動産関係者)

 近い将来を見据えての居住エリアの選択であった可能性も高い。

「眞子さんはいずれは子供をもつことを検討しているそうで、不妊治療の権威の医者に相談したこともあったそうです。以前のマンションの近くでは産婦人科を有する有名大学の附属病院に通院する姿が目撃されることもありました。将来的に子供を育てることを視野に入れたときに、このエリアが魅力的に映ったのかもしれませんね」(前出・在米ジャーナリスト)

 ふたりが暮らす高級マンションはシックでモダンな外観だ。

「家賃は約50万円。セキュリティー面もバッチリで、24時間対応のコンシェルジュが常駐しています。インテリアは北欧風に統一されており、キッチンやバスルームは広く、調度品も至れり尽くせりで、申し分ありません」(前出・不動産関係者)

 居住者は若年層やファミリー層が大半だといい、緑豊かなマンションではさまざまなアクティビティーに取り組むことができる。特筆すべきは共用部分の豪華さだ。

「テーブルや椅子とともに、バーベキュー用品が完備されています。さらに、フィットネススタジオや広大な温水プールもあります」(前出・不動産関係者)

 近隣には日本食レストランをはじめとした飲食店も多く、外食には事欠かない。

「秋篠宮家では家事を職員に依頼することが多かったそうで、その影響か、眞子さんは自炊をするよりも外食が多いようです。さまざまなジャンルがあるだけではなく、UberEatsのような配達サービスやテイクアウトサービスを行っている店舗も多数あり、彼女にとっては心強い環境でしょう」(前出・在米ジャーナリスト)

 実際、眞子さんは近隣の飲食店のテイクアウトを高頻度で利用しているようだ。

「眞子さんは、よくうちの商品をテイクアウトしていきます。お気に入りは1個約400円のマカロンで、朝と夜、1日に2回顔を見せることもありますよ」(近隣のカフェの店員)

 豪華な設備を備えた高級マンションでの新生活は、傍から見れば恵まれているようにも思える。しかし、自分と同世代の人が、「ファミリー」として、夫や子供と幸せそうな生活を送る様が“普通”の環境は、夢破れた傷心の眞子さんにとっては少々息苦しいかもしれない。理想を求めて日本から移住したマンハッタン。そこから遠く離れた新居でひとり──彼女が抱える孤独は日に日に深まっている。

後編へ続く

※女性セブン2024年4月18日号

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