ご一家でパシャリ。放牧地を散策される際、愛子さまはチェックのブラウスに白いカーディガン、オフホワイトのパンツというカジュアルスタイルに(写真/JMPA)
「すみませんでした。起きられませんでした」
愛子さまの約束の時間を守れないという状況は、皇室のご活動にとどまらない。前述のように、愛子さまはご卒業後、日赤で働かれている。お立場は嘱託職員。当初の想定では公務やお出ましとの両立のため、週3日程度の勤務が想定されていたそうだが、愛子さまはほぼ連日出社をされているようだ。
「時には行事を終えた後に着替えて出社をされるほど、熱心に取り組まれているといいます。仕事を通して一般社会というものに慣れたいという思いもおありのようで、宮内庁からは事前に“特別扱いはしないでほしい”という要望があったそうです」(日赤関係者)
実は入社して間もない頃、愛子さまは定時に間に合わなかったことがあるという。
「小規模な歓迎会が行われた翌日の朝、定時に愛子さまのお姿はありませんでした。数分単位にとどまらない遅刻をされたと聞いています」(別の日赤関係者)
ごまかしのきかない遅刻をされた愛子さまは、驚くべき行動を取られたようだ。
「愛子さまは出社するや、『すみませんでした。起きられませんでした』と遅刻を謝罪されたそうです。
そもそも愛子さまが皇室のご活動に本格的に参加されたのは卒業されてからのこと。皇室と日赤、慣れないダブルワークで調整不足に陥ることも当然といえるでしょう。何か事情があって遅れたのだと釈明されることもできるはずなのに、“寝坊”を告白されたのです。失敗は誰にでもあるものですし、言い訳ひとつせずに謝罪をされたそのお姿に、愛子さまの遅刻を叱責するような職員はいなかったそうです」(前出・別の日赤関係者)
愛子さまご本人も、約束の時間を守れないという事態の重大さは重々承知されているのだろう。いまや愛子さまは、天皇家の長子として、女性皇族として、将来の皇室を支えることを期待されているお立場にある。また、愛子さまを念頭においた女性天皇容認の声の高まりもある。前出の宮内庁関係者は警鐘を鳴らす。
「時間管理は、愛子さまと雅子さまに共通する課題です。いまは皇后となられた雅子さまの復調を歓迎する声や、愛子さまのご活動の内容や飾らないご様子を評価する声が大きいですが、そのような流れはいつ変わるかわかりません。時間管理ができないことで、お二人を見る目が揺らいでしまうのは、非常にもったいないことです。大きな問題になる前に、早急に対策を打つことが必要でしょう」
“特別扱いしないでほしい”というご要望に、二言なし──。
※女性セブン2024年6月20日号
