2021年12月に急逝した沙也加さん

2021年12月に急逝した沙也加さん

墓の場所を教えて欲しい

 だがその後、聖子を困惑させる出来事が起きていった。最初は2022年3月に報じられた、前山と沙也加さんの「結婚計画」だった。

「140万円の結婚指輪を購入し、1人5万円の高級レストランでプロポーズするというプランとともに、ふたりが頬を寄せ合う写真や出されなかった婚姻届が一部で報じられました。ふたりの関係が美談として扱われたこと、しかも当事者しか知り得ないものばかりで、聖子さんサイドはリークした人に対して怒りを禁じ得なかったそうです」(前出・聖子の知人)

 今年2月には、前山がインスタグラムのアカウントを開設し、韓国で撮影したと思われる写真を公開。2022年6月に所属事務所を退所して芸能界を引退していた前山だったが、インスタ開設は「韓国で活動再開か」と話題を呼んだ。

「娘を亡くした聖子さんの傷はいまも癒えず、ファンが望むお別れ会の開催も“静かに偲びたい”との思いから見送っています。聖子さんは、彼が活動再開することにとやかく言うような人じゃない。ただ、復活するなら、できるだけ静かにやってほしかったのが本音ではないでしょうか」(前出・聖子の知人)

 今回の「復活インタビュー」は、聖子の思いを無視したものだった。

「前山さんは、沙也加さんから別れを切り出され、その後に復縁を申し込まれたことなどを赤裸々に語ったうえに、韓国に1年間留学して歌と語学を学んだことを報告して、《芸能活動を再開させたい》と宣言した。彼のなかでは禊は済んだ、という思いなのかもしれませんが、聖子さんにとっては、娘の死を蒸し返された気になっても不思議ではない。これまでは容認していたけど、我慢の限界といった心境でしょう」(前出・聖子の知人)

 沙也加さんが亡くなった後に、彼女の関係者からは一切連絡がないとインタビューで明かした前山。当時の沙也加さんのマネジャーに、墓の場所を教えてほしいと連絡をしたが返事がなかったとして、《この記事を見てご一報いただけると幸いです》と言葉をつないだ。

 これまで連絡がない。それこそが、聖子からの意思表示なのではないだろうか。

※女性セブン2024年9月19日号

関連記事

トピックス

荒川静香さん以来、約20年ぶりの金メダルを目指す坂本花織選手(写真/AFLO)
《2026年大予測》ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート 坂本花織選手、“りくりゅう”ペアなど日本の「メダル連発」に期待 浅田真央の動向にも注目
女性セブン
親子4人死亡の3日後、”5人目の遺体”が別のマンションで発見された
《中堅ゼネコン勤務の“27歳交際相手”は牛刀で刺殺》「赤い軽自動車で出かけていた」親子4人死亡事件の母親がみせていた“不可解な行動” 「長男と口元がそっくりの美人なお母さん」
NEWSポストセブン
舞台『シッダールタ』での草なぎ。東京・世田谷パブリックシアター(~2025年12月27日)、兵庫県立芸術文化センター(2026年1月10日~1月18日)にて上演(撮影・細野晋司)
《草なぎ剛のタフさとストイックさ》新幹線の車掌に始まり、悟りの境地にたどり着く舞台では立見席も
NEWSポストセブン
トランプ大統領もエスプタイン元被告との過去に親交があった1人(民主党より)
《電マ、ナースセットなど用途不明のグッズの数々》数千枚の写真が公開…10代女性らが被害に遭った“悪魔の館”で発見された数々の物品【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎・ストーカー殺人》「悔しくて寝られない夜が何度も…」岡崎彩咲陽さんの兄弟が被告の厳罰求める“追悼ライブ”に500人が集結、兄は「俺の自慢の妹だな!愛してる」と涙
NEWSポストセブン
「異物混入」問題のその後は…(時事通信フォト)
《ネズミ混入騒動》「すき家」の現役クルーが打ち明ける新たな“防止策”…冷蔵庫内にも監視カメラを設置に「なんだか疑われているような」
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン