国内

雅子さまにささやかれる体調不安、沖縄訪問時にもお疲れの様子 愛子さまが“異変”を察知し、とっさに助け舟を出される場面も

お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA) 

お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA)

「国づくりのためには、女性の活躍が大切だと思います」──。6月13日、天皇陛下は自ら、女性の社会進出についてこう思いを口にされた。 

「大阪・関西万博のために来日したコソボ共和国の女性大統領との面会での発言でした。陛下のお言葉には、外交官としてキャリアをスタートさせ、ご結婚後も、皇室での活動を通じて国際親善への思いを抱き続けていらっしゃる雅子さまへの深い愛情が感じられました」(宮内庁関係者) 

 6月9日には、ご成婚32年の記念日を迎えられた両陛下。変わらぬ夫婦愛が垣間見えた一方、近頃の皇后雅子さまの表情には疲労の色が濃く浮かんでいた。 

 お疲れのご様子がはっきり目撃されたのは、沖縄でのことだった。 

「6月4日から1泊2日でのご訪問は愛子さまも同行されることから、注目度は高かった。そんな中、雅子さまはご訪問直前のご公務を急きょキャンセル。体調不安がささやかれていました。実際、現地での雅子さまの目はどこかうつろで、笑顔にも張りがなく、疲れ切っているご様子でした」(皇室ジャーナリスト) 

 両陛下が愛子さまを伴って「慰霊の旅」に臨まれるのは、今回が初めて。“戦禍の記憶を受け継ぐ”ことが皇室の使命だと考えておられる両陛下にとって実り多いものになった一方で、沖縄から帰京されてからも、雅子さまのご体調は依然として思わしくないようだ。 

「6月13日、雅子さまは歴代皇后が受け継ぐご養蚕の作業に臨まれましたが、取材開始時間が19時近くだったのです。日頃から“夜型”の生活パターンの雅子さまはご体調が悪くなるとその傾向が顕著になられることから、昼間のご対応が難しかったのかもしれません」(皇室記者) 

 体調への不安が影を落とす一方、雅子さまは即位後初となる被爆地へのご訪問も控えている。 

「6月19日からは、広島を訪問されます。世界初の被爆地・広島で被爆者らと交流することがどれだけ大きな意味を持つのか、雅子さまは当然理解していらっしゃいますから、“なんとしても行かねば”というお気持ちが強かった」(前出・宮内庁関係者) 

 国母としての役割を果たされようと奮闘される雅子さまを、愛娘の愛子さまもサポートされている。 

「沖縄では、1日目に訪問された平和祈念資料館で、愛子さまが雅子さまの横顔をちらりとご覧になり、案内役の方にご自分から質問された場面がありました。日頃はお話好きの雅子さまが疲労の影響で言葉を失われてしまっていた“異変”を察知され、とっさに助け舟を出されたのです。 

 さらにその後のご公務でも、愛子さまはできるだけ雅子さまと同席されています。6月10日のベルギー王女夫妻とのお茶会には、途中から陪席されました。おそらく、日本赤十字社のお仕事終わりに駆けつけられたのでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト) 

 広島ご訪問の後にも、雅子さまには重大公務が続く。 

「7月のモンゴルご訪問、8月の全国戦没者追悼式までは、ご静養も難しいでしょうね。モンゴルは政情不安の影響もあって、渡航の1か月前となっても閣議決定が下りない事態になっていますが、関係者の間からも『雅子さまのご体調も鑑みて、滞在先でのスケジュールを調整すべきでは』という声も上がっているそうです」(前出・宮内庁関係者) 

女性セブン20257310日号

関連記事

トピックス

警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
JR東日本はクマとの衝突で71件の輸送障害 保線作業員はクマ撃退スプレーを携行、出没状況を踏まえて忌避剤を散布 貨物列車と衝突すれば首都圏の生活に大きな影響出るか
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
このほど発表された新型ロマンスカーは前面展望を採用した車両デザイン
小田急が発表した新型は「白いロマンスカー」後継だというけれど…展望車復活は確定だが台車と「走る喫茶室」はどうなる?
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン