子供中心の生活の眞子さん一家(2025年5月)
連絡を取るのは佳子さまのみ
一連の結婚騒動で生じた小室夫妻と秋篠宮家の断絶は、いまなお根深く修復が難しいという。
「秋篠宮家で眞子さんと直接連絡を取っているのは、次女の佳子さまだけです。出産についても眞子さんは秋篠宮ご夫妻に直接報告することはなかったと聞いています。そもそも圭さんの母・佳代さんの金銭トラブルが発覚した後、秋篠宮さまは会見で小室さんのことを『夫の方』『娘の夫』と表現して名前すら呼ばなくなりました。眞子さんの結婚についても『皇室として類例を見ない結婚』と断じられたほどです。
一方の眞子さんも皇室と“縁を切る覚悟”で家を飛び出してアメリカに渡り、一度も帰国していない。成年式への招待があったとしても、“簡単には帰国できない!”という思いなのでしょう」(皇室記者)
現実的な面からも、眞子さん家族を成年式に招待し、日本に迎えるには障壁が待ち構える。
「世間もマスコミも注目している眞子さんが帰国するとなると、宮内庁や秋篠宮家からの要請がなくても要人警護がつくことになるはずです。そうすると、一大イベントでただでさえ厳重な警備がさらに煩雑になり、混乱を招くことになりかねません。
ましてや小室さんや生後半年に満たない赤ちゃんまで一緒に帰国ということになれば、世間やマスコミの目は小室一家に釘付けです。出産やアメリカでの生活に加え、過去の金銭トラブルの話まで蒸し返されれば、悠仁さまの晴れの日に水を差しかねません。そうした事態を秋篠宮ご夫妻も懸念しているはずです」(前出・皇室記者)
もつれにもつれた両親との関係だけでなく、今回の儀式の主役である悠仁さまとの間にも、わだかまりがある。
「悠仁さまがまだ小さい頃、秋篠宮ご夫妻がご公務で国内外を飛び回られている間は、眞子さんが母親代わりになってよく面倒を見ていました。ただ、かつては姉の眞子さんを“よからぬあだ名”で呼んだこともあったそうです。直接眞子さんの耳に入ることもあり、年の離れた姉弟の間にも小さなトゲが刺さってしまった」(前出・宮内庁関係者)
今年3月、成年を迎えられた記者会見で、悠仁さまは遠く離れた地で暮らす姉に、思いを馳せるようにこう語った。
「家族は一人ひとりが、大切な存在であると考えています」
その言葉は、眞子さんの耳にどう届いたのか。返事を伝える機会は、ずいぶん先かもしれない。
※女性セブン2025年8月21・28日号