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2016.09.14 07:00  NEWSポストセブン

遠藤憲一、生瀬勝久、小日向文世はドラマ「最強の脇役」

次期朝ドラ『べっぴんさん』ではヒロインの父役・生瀬勝久


 朝ドラだけでなく、大河で話題になった人が、すぐ民放で起用されるという流れもありますね。俳優未経験ながら『真田丸』で木村佳乃さんの夫役を演じた声優の高木渉さんは、今期の『営業部長 吉良奈津子』で松嶋菜々子さんの同僚役で出ています。節操がないように見えるかもしれませんが、ビジネスの理屈としては正しい判断で、数字が欲しい制作側と、見たい俳優が見られる視聴者の両方にメリットがある形をとられています。『あまちゃん』『半沢』以降は、脇役に脚光が当たる脚本・演出が主流なので、人気脇役を多用する流れはどんどん加速していますね」

 人気脇役の多用は、いい面ばかりでもない。前出の芦名星と同様に、今期のドラマでは篠田麻里子が『ON』と『家売るオンナ』(日本テレビ)に、モロ諸岡も『ON』と『家売るオンナ』に出演していたが、Twitterでは、

「ONのラスボス芦名星なの??(中略)営業部長吉良奈津子のやつにもなかなか重要な役で出てたじゃん芦名星。同じクールで重要な役で俳優が被るのなんか嫌なんだよな~~」

「さっき見てたONでは人殺しだったモロ師岡が今元嫁にデレデレなお父さん演じててギャップについていけない」

「昨日人に毒薬を飲めと拳銃で脅してた連続殺人犯モロ師岡が、今日はちゃらんぽらんで浮気性の足の臭いオヤジ役…ドラマファンとしては混乱する」

 などと“かけ持ち”に混乱する声も少なからずあがっている。視聴者からは起用の仕方が安直と思われたり、飽きられてしまうデメリットも懸念されるが…

「ながら見している人は“またこの人?”と思うかもしれませんが、ドラマファンはそうでもなく、主演は嫌いでも、例えば“高橋一生さんや滝藤賢一さんが出ているから見る”など、脇役でドラマを見る人は増えています」

 次期ドラマでも、人気俳優のひとりである古田新太が『警視庁 ナシゴレン課』(テレビ朝日)と『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)にかけ持ち出演する。人気脇役の同クール出演はトレンドとなりつつあり、名脇役たちの「演技の振り幅」を堪能する機会は、これからも続きそうだ。

撮影/小彼英一(遠藤憲一)、高柳茂(生瀬勝久)、矢口和也(小日向文世)

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